今日は、5,6年生が目の不自由な人との関わりについて考える時間がありました。
講師の小林さんは、目が不自由でありながらボルダリングの世界大会で優勝もされている方で、「見えない壁だって、越えられる。」というテーマで、自身の体験談をお話ししてくださいました。


休憩をはさんで、今度は「天才画家と助手」というテーマで、ワークショップを行いました。2人1組で、目かくしをした人が「天才画家」、もう一人が「助手」になり、スクリーンに映し出された画像をモチーフに、天才画家が紙に絵を描いていきます。助手は言葉で伝えたり、手を取ってサポートしたりしますが、なかなか思うようになりませんでした。


画家と助手を交代して別の写真を絵に描き表そうとしましたが、これも同様に満足のいくものはできなかったようです。
最後に、小林さんが言われたことは、「天才画家なのだから、何を描くかがわかったら心に浮かんだように描けばいいということ。つまり、見えてる人が見たもの(形や色など)をそのまま描く必要はない。」「助手もそのまま伝えるのではなく、イメージしやすい言葉かけをすればいい。」ということでした。
短い時間でしたが、障害のある人への関わり方について、子どもたちも深く考えることができました。