日誌

2021年7月の記事一覧

量感を知る

「量感」…計器を使わずにある量の大きさの見当をつけたり、ある単位で示された量が実際のものでどれくらいの大きさになるのか見当をつけたりするための、およその感覚を量感といいます。量感は、計器の選択を適切にしたり、計器の目盛りの読み誤りを直観的に判断したり、日常生活を合理化したりするために、大切なものです。(啓林館 算数用語集)

    2年生が実験を通して、水の量感を学びました。コーヒーカップや水筒、鍋などに、どれくらいの水が入るのかを予想し、確かめていました。

「コーヒーカップには400L入る!」「水筒には1L入る!」確かめてみるとずいぶん違っています。量感が養われてくると、「少なすぎる!」「多すぎる!」「そんなはずはない!」が感覚としてわかるようになります。

▢にはどんな単位が入りますか。

①お風呂の水の量 200▢

②教科書の厚さ  1▢

③教室の面積   63▢

 

200mL!? 1mm!? 63㎠!? 量感があると測らなくてもどれも「そんなわけはない!」となります。

答えは、①200L ②1㎝ ③63㎡ 授業と生活経験の両輪で量感をつかんでいってほしいと思います。