校長室より。。。

星 折れない しなやかな心を育てる

 京都府総合教育センターのリーフレットに、書かれている言葉に目がとまりました。

 小学校の子どもたちにとって、大切な体験は、
 ・多くの体験(量・種類)
 ・自分の中でうまれた感情を大切にする体験
 ・立ち直る体験
 ・再挑戦の体験
 そのために、教職員が大切にしている関わりは、
 ・子どもの「守り」となる温かい学級集団づくりを大切にすること
 ・子どものありのままの感情を受け止めること

 児童は、何かの体験をすると、自分なりに評価をしたり、価値付けをします。
その体験が「失敗」の場合、「ダメだ」「自分には価値がない」等、ネガティブに評価しがちです。
 その時に、安心できる身近な人からの関わりがあると心の中に変化が現れます。
「自分には支えてくれる人がいるんだ。」(安心)
「失敗しても大丈夫なんだ。」(肯定)
「失敗じゃないのかな」(気づき)
心の中に肯定的な変化が生まれ、それが、次の体験に向けての意欲につながります。

 子どもにはできるだけ失敗させたくないと思いますが、しっかりと支えているよ、見守っているよという環境を作り、いっぱい失敗体験を経験させることも必要なのかもしれません。