令和3年度 活動のようす

2021年12月の記事一覧

2学期終業式

 2学期の終業式。今朝はいつもより空気が冷たいなと感じていましたが、観察池の水面には薄氷が。そんな寒さの中でも子どもたちは元気に登校しています。



 終業式では、校長先生から2学期を振り返り、来年の目標を立てようと話がありました。



 また、教頭先生からは、来年1月からはじまる「アルミ缶回収大作戦!」の紹介がありました。

 緊急事態宣言下ではじまった2学期でしたが、予定していた行事をほぼ実施することができました。新変異株の広がりも懸念され、まだまだ予断を許さない状況ですが、保護者や地域の方と連携し、教育活動に取り組んでいきたいと思います。

 今年1年、お世話になった皆様、ありがとうございました。よいお年をお迎えください。

未来のカタチ

 本校は今年度、国立教育政策研究所から教育課程実践検証協力校に指定され、文部科学省が整備する「学びの保障オンライン学習システム」(通称MEXCBT:メクビット)の作成・開発に協力しています。

 今回は、6年生がオンラインによる国語のテストを実施する様子を、国立教育政策研究所をはじめ、京都府教育委員会等から見に来られました。



 ヘッドセットをつけ、意気揚々と問題に取り組んでいる子どもたち。いつも以上に集中していました。



 タブレットを使って一人一人がテストに取り組むこのような形が、この先スタンダードになっていくのかもしれません。

文化庁巡回公演「万作の会」

 文化芸術による子供育成総合事業(文化庁)として、「万作の会」の狂言を鑑賞しました。本日演じられたのは、『盆山』『附子』『蝸牛』の3つの演目です。
 はじめに、狂言は650年前に成立した日本特有の伝統芸能であることや、私たちの身の回りで実際に起こるような出来事を笑いにして表現していることを説明されました。



 一つ目の演目『盆山』では、盆山を盗もうと家に忍び込んだ男が、動物のものまねをしてごまかそうとする様子に思わず笑ってしまいました。

 二つ目の演目はとんち話でも有名な『附子』です。「だめ」と言われると余計にやってみたくなる人の性や「扇げ扇げ」「扇ぐぞ扇ぐぞ」の掛け合いに、子どもたちは笑いながら狂言の世界に引き込まれていました。



 最後の演目『蝸牛』は、以前のワークショップで練習した囃子言葉に振りをつけて子どもたちも参加しました。「雨も風も吹かぬに でざかまうちわろ でざかまうちわろ」と囃しながら狂言師の方との共演を楽しみました。

 はじめて狂言に触れた子もいたようでしたが、全校一体となって伝統芸能を楽しめました。お越しいただいた「万作の会」の皆様、ありがとうございました。

お茶について学ぼう

 NPO法人こみねっとの方々に来ていただき、お茶の種類や製造方法、歴史などについて学びました。

 第1回は、日本独自の製法の煎茶について、映像を見たり、クイズに答えたり、煎茶を淹れて飲んだりしながら学びました。



 第2回は、玉露の深いうまみを味わえる淹れ方を教えていただき、一煎目、二煎目、三煎目のにおいや味の違いを確かめました。口の中で広がる玉露の甘味に気付く子もおり、お茶の世界の奥深さを感じ取っていました。



 第3回は、色、香り、味などからお茶の種類を当てる茶香服をしました。
 まず、大皿に盛られた「玉露」「かぶせ茶」「煎茶」「玄米茶」「ほうじ茶」をスプーンですくい、色や香りを確かめます。
 次に、淹れてもらったお茶が何かを書きます。書き直しができないので、子どもたちは真剣そのもの。悩みに悩んだ末、ようやく答えを書き入れていました。



 正解が発表され、全問正解で大喜びする子、一つも当たらずがっくりとうなだれる子等、反応はさまざまでしたが、身近な存在でありながらそれほど意識していなかったお茶の奥深さに興味がもてたようです。

しめ縄を作ろう

 6月に植えた稲を10月に収穫し、そのときに出てきた藁を使ってしめ縄を作りました。教えてくださるのは、もちろん山城町森林組合の方達です。

 はじめに、しめ縄飾りを作るために必要な材料を紹介してくださいました。



 3人1組でしめ縄をなっていきますが、藁を反対に捻っていたり、締めがゆるかったりと1本のしめ縄を作るのに悪戦苦闘。アドバイスを受けながら、何とかで仕上がりました。



 最後に、飾る向きを確認してから紅白の紐や裏白、ミカンなど飾りをつけて完成!
新年に、今日作ったしめ縄を飾るのが楽しみです。

人権集会

 校内人権週間の最終日になる本日、全校児童で人権集会を行いました。

 校長先生から、「人権とはどういうことか。」「悪口で相手の心を深く傷つけたり、人権を侵害してしまうことがある。」といった話があり、最後に相田みつをさんの「セトモノ」という詩を紹介されました。



 また、高学年が取り組んだ人権標語の中から選ばれた3名の標語を紹介したあと、各クラスの人権目標についての振り返りを報告しました。



 集会とは別に、友だちからしてもらってうれしい気持ちや温かい気持ちになった経験を「ほっとハート」の用紙に書き込み、掲示する取り組みも行っています。