研究活動(平成31年度・令和元年度)

学校 平成31年度(令和元年度)重点研究

研究主題
   
  主体的・対話的で深い学びにつなぐ、外国語等による
                             コミュニケーション能力の育成
                 ~ともに学び・喜び・成長する相楽台っ子~

研究主題の設定について
  本校は、平成5年に開校し、「国際理解教育」「総合的な学習の時間」「理科教育」の指定を受け、学力の充実・向上に努めてきました。平成25年度まで国語科を中心に各教科等における言語活動の充実についての実践を展開してきました。平成29・30年度に京都府教育委員会「学力向上システム開発校」の指定を受け、今までの言語活動を基に外国語活動・外国語科の研究を進めてきた。本市は、関西学術研究都市中核を担い、企業研究所や大型商業施設が建ち並び、近隣に小・中学校や高等学校があり、その中で本校は次世代を担う児童のために先駆的な実践を目指しています。
 本校の児童は、明るく活発であり、知的好奇心も高く、学力も総じて高いです。生活面においても落ち着いて行動出来る児童が多く、規範意識も高いです。また、家庭の教育力も高く、非常に教育熱心です。しかし、学力面においては、二極化が顕著であります。さらに、人と積極的につながろうとする意識が弱い児童や声が小さい児童、間違うことを気にする児童も少なくないです。
 昨年度行った外国語アンケートの結果においては、外国語の学習には興味・関心があり、進んで参加している児童がほとんどでありました。また、「将来、役に立つので使えるようになりたい」と思っている児童が多いです。外国語活動の学習では、実生活で使えるような活動を取り入れたり、外国語を身近に感じられるような環境整備をしたりすることにより、児童が将来、生活の中で使えるような学習になるように引き続き研究を進めていきます。
 そこで今年度は、昨年度までの学習スタイルを継続しつつ、言語活動を充実させたコミュニケーション能力育成のための授業作りを行うとともに学習環境を整備していきます。さらに、評価方法や評価観点を研究することで児童を見る視点や授業全体の指導力向上にもつなげていけるよう、研究を推進していきます。

研究指定
  平成31年度 「木津川市教育委員会 特色ある学校づくり事業」の研究指定を受け、外国語等によるコミュニケーション能力の育成の研究を引き続き進めております。令和2年度から始まる新学習指導要領への移行に伴う外国語を中心とした様々な研究を市内はじめ府全体に広める役割も果たすべく情報発信をしております。