日誌

令和3年度 加茂小日誌

漢字で文作りを楽しむ

漢字学習は漢字を覚えたり、読み方を覚えたりすることはもちろんですが、文作りの中で使えることが大切です。せっかく漢字練習をがんばっていても、作文がひらがなばかりの文章ではもったいないですね。

 

使いこなすトレーニングは漢字練習の文作りでもできます。

「初」を例にすると、

     ①読み方をたくさん使う。

「初」音…ショ 訓…はじ()、はじ(めて)、はつ

その他にも漢字辞典で調べると、うい〈高〉、そ(める)〈中〉もあります。

年のはじに、を忘れないために、書きをする。
    水泳を、しょから始めたのに、一年後にははつ優勝した。
 2年生でもこの通り!

      ②主語を決めて、楽しむ。〈先生など〉

   先生子どもがマインクラフトをしているとは初耳だ。

先生初孫の顔を見てみたい。

先生初恋は、初夏のことでした。

先生初日の出を見ながら、初め大トロを食べました。

その日に習った漢字を使う。
この日の新出漢字は「」「」「」の3つでした。お見事!

他にも楽しみながら学べる方法はあります。見つけられるかな。発見できるかな。

付き合っていく

季節が変わりはじめ、スギに続いてヒノキが原因の花粉症の人も和らいできたのではないでしょうか。引き続きイネ科の花粉症の方はご留意ください。

花粉症の症状がひどくなる原因に、不規則な生活と睡眠不足が影響しているそうです。

疲労が抜けきらず、やる気が出ない上に、花粉症の症状では勉強どころではなくなってしまいます。自分の体調を整え、花粉症とうまく付き合っていくことが必要です。

 

新しい勉強や苦手な勉強、運動、遊び…。学校では、日々たくさんのことが子どもたちに迫ってきます。そんな時、「難しいかも」「できないかも」と考え「向き合わない」という選択肢ではなく、「うまく付き合っていく」選択肢を一緒に考えていきたい思います。

意識が変われば、行動は自然と変わってきます。

1学期の折り返し

1学期は早くも折り返しを迎え、後半戦に突入します。

単元ごとの学習を終え、テストも増えてきているのではないでしょうか。テストで100点を取れると嬉しいですが、そうでないときもあります。

1点でも多く取りたい、100点を取りたい。それには「見直しの習慣をつけられるかが鍵です。人間はミスをします。その前提に立ち、もう一度きちんと確かめられるかどうかです。

 

「おしかった」「残念」で終わらせてしまっては、同じ結果になってしまいます。「やったぁ」「よっしゃー!」を増やすには、「自分を疑う」ことです。
その先に、

「どんな間違いも、たいてい正しく見える。」ジョゼフ・マーフィー

探検にGO!

1・2年生は学校探検。3年生は加茂探検でした。

学校探検では、2年生がガイド役となり、1年生に各教室を紹介して回りました。さすがお兄さん、お姉さんになった2年生は頼りになります。

1年生は小さく感じたかな?練習の成果は発揮できたかな?

自分の1年間の成長を感じられますね。

3年生は校区内をめぐりました。大野から中森、駅前を通って戻ってきました。外は暑くなってきていましたが、さわやかな風もあり、予定通りに終えることができました。中森神社の休憩では、お参りに鬼ごっこ、虫探しにと、元気いっぱいに走り回っていました。

場所によって土地の使われ方が違っています。なぜだろう。

加茂の今の姿しか知らない3年生。今の姿もよく知らない3年生。現在を調べたり、今と昔を比べたり、加茂の土地利用や歴史を学びます。調査開始です。

加茂や船屋に関する思い出や情報があればぜひ、お子さんに話していただけるとありがたいです。

夏休みに「町民プール」と「駄菓子屋」はセットでお世話になっていました。

五月晴れ

今日も五月(さつき)()れです。

五月晴れとは5月のすがすがしい晴天をさすことが多いので、今日から6月なのに、なぜとなります。

五月(さつき)晴れの意には加えて、元来、梅雨の時期にある晴れ間のことをさしていました。

また、旧暦の5月は現在の6月頃に当たるので、6月なのに五月晴れでも正解です。

 

時代によって変化する言葉。言葉の意味を知ることは過去を知ることにもつながります。

平均は真ん中?

今日は、不思議な平均のお話です。平均といえば、みんなのちょうど真ん中のように感じている人も多いのではないでしょうか。

 

100点が10人、95点が6人、90点が4人、70点が2人、50点が1人、0点が2人のような全員で25人のクラスでのテスト平均は、85点(84.8点)になります。

ここで90点の4人は平均以上なので、真ん中より上のように感じるかもしれませんが、実際はクラスの半分以上(16人)が95点以上なので、平均以上でも、真ん中より下に位置しています。不思議です。

中央値という考え方では、95点となります。(6年算数で学習します)

したがって「平均=安心」と考えてしまうことには危うさもあります。平均はあくまで指標です。しかしながら、「みんなの平均まで頑張れたこと」には十分価値があります。2学期は自分の記録を少し伸ばす、そうすると平均とどんな関係になるのか。そこを楽しんではいかがでしょうか。

家庭学習時間学校平均77分をどう感じますか?

本日、「家庭学習だより」を配付しています。ぜひご覧ください。
R3 家庭学習だより第1号改訂版.pdf

梅雨(つゆ・ばいう)

梅雨とは、暑い夏が来る前の長雨のシーズンで雨季の一種です。梅雨が明けると本格的な夏にはいることから、春の終わりから夏の始まり(初夏)の頃を指します。

昨年の近畿の梅雨入りは、610日ごろで、梅雨明けは8月31日ごろでした。2021年はまさかの、516日。観測史上最速でした。

 

今日は梅雨の中休み。抜けるような青空です。これからも定期的に天気が崩れ、雨が降り、子どもたちにとっては外で遊べない日が多くなり、やきもきしてしまう季節です。しかし、田植えや作物、農作業にとっては恵みの雨です。

 

始まりが早いということは…。終わりも…。期待してしまいます。

卒業生

卒業生たちが、定期テストや新学期スタートのためなど下校が早いことを生かして訪ねてきてくれることがあります。先日は中学校での、勉強やクラブ、先生、友だちのことを話してくれました。気分転換になったかな。勉強もクラブも頑張れ!

 

中学生・高校生・社会人になっても、卒業生が訪ねて来てくれるのはうれしいことです。嫌な思い出ばかりの学校には、わざわざ来ないはずかな。先生たちは入れ替わっていきますが、思い出は永遠にそこにあります。
青空が見えてきました。
「ほんとうに悲しいのは、悲しい思い出が残ることじゃないよ。思い出がなにも残らないことがいちばん悲しいんだよ。」
重松清

あっという間の5月


5月(皐月)は、大型連休もあることためか、お休みが多いイメージのようです。祝日の数は3日。2日の月が1月、2月、7月、8月、9月、11月とあることから考えると、あまり変わらないのですが、連休になっていることが、そう感じさせるのかもしれません。
6月に1日も祝日が無いことも…。

※今年は東京オリンピック・パラリンピックの開催にあたり、海の日が722日(木)スポーツの日が723日(金)、山の日が88日(日)に移動しています。

 

あっという間に6月(水無月)を迎え、梅雨の時期が近づいてきます。今年はもう梅雨に入っていますが…。

雨がたくさん降るイメージなのに、呼び名は「水無月」水が無い月…。

気になりますね

今の実力を知る 全国学力・学習状況調査(6年)


今日、6年生は
全国学力・学習状況調査に取り組みました。

その目的は、

   義務教育の機会均等とその水準の維持向上の観点から、全国的な児童生徒の学力や学習状況を把握・分析し、教育施策の成果と課題を検証し、その改善を図る。

   学校における児童生徒への教育指導の充実や学習状況の改善等に役立てる。

   そのような取組を通じて、教育に関する継続的な検証改善サイクルを確立する。とあります。


6年生の子どもたちにとっては、これまでの学習成果を知るチャンスです。4年生での京都府学力診断テストや2~5年生の木津川市統一学力診断テストでテストには慣れてきています。得意や苦手をしっかり把握し、次に活かしていくことが大切です。


外から雨風の音が聞こえていましたが、教室は、鉛筆で文字を書く音が聞こえるほど、静かにテストに取り組んでいました。

全力疾走

50m走に挑戦する1年生。100mの世界記録保持者ウサイン・ボルトは5秒47で駆け抜ける50mですが、まだまだ1年生にとっての50mは長い道のりです。

まだまだ全力で走っていると、息切れしてしまったり、体のバランスが崩れてしまったりしてしまう場面もありますが、心も体も成長する来年は50mが少し短く感じられるかもしれません。

たくさん駆け回って走り方を身につけよう!

一生懸命走って出たタイム。来年はどうなっているのか楽しみです。

質より量? 量より質?

家庭学習P-up週間では、たくさんの子どもたちが日頃の家庭学習よりもたくさんの時間、学習に取り組むことができていました。お家でのサポートありがとうございます。

 

しかしながら、お家の方からのメッセージで、気になったのが、

「だらだらせずにできるといいね。」

「メリハリをつけて取り組んだらなおよいのですが。」

「学習に向き合おう・・・と感じていることは嬉しいのですが、長い時間すれば良いと思っている所がある。」

「1週間がんばりました。もう少し、集中して取り組みましょう。」

「時間の使い方を覚えてくれたらいいなと思います。」

 

なかなか厳しいメッセージ・・・。(笑)

『子どもたちの学習の質が高まってくれると嬉しいな』という保護者の思いと子どもたちの様子は裏腹に映っていた家庭もあったようです。

 

しかし、「質の高い学習が、求めたくなる」ということは、机に向かえているということです。次のステップに踏み出している証拠です。

 

同じ時間で内容を濃くしていくのか。同じ内容で時間を短くしていくのか。

机に向かえているからこそ、考えられる悩みです。

 

 

それぞれ学習できる・集中できる時間には、違いがあります。45分集中し続けられるのか。それとも15分で2分の休憩を挟みながらそれを3回繰り返し、45分を終えるのか。まずは、机に向かえる習慣をつけ、最低限の量を確保したいものです。量が確保できたら、質も求めていけます。

子どもに合った家庭学習方法で、質と量の確保を目指して。

まじまじとみる


見る・観る・診る・視る・看る

4年生がヒョウタンの種を植えてから、随分と成長してきました。そこで、プール前の花壇に植え替えをしました。

葉の大きさや草丈をものさしで測ったり、葉の触り心地を確かめたり成長を観察していました。茎をよく見てみると産毛のようなものがありますね。葉をよく見ると、子葉と本葉では形も葉脈も違います。気づけた人は素晴らしい観察力です。

ただ見るのではなく、しっかりと見る(観る)ことが大切です。


見ようとしないと見えないものがたくさんあります。

家庭学習の足跡②


「家庭学習
P-up週間」加茂小学校全体のがんばりをお伝えします。

今回の家庭学習P-up週間の平均時間は、77分となりました。

前年度の同時期と比べると、全体の学習平均時間が67分から77分へと増えていました。特に、6年生は、5年生時の90分から116分へと大きく増加し、学びの習慣化、自主勉強の定着が見られます。さすが6年生!

 

習い事を除いての、1日の最高学習時間は、驚きの510分(8時間越え)大人でもなかなかできるものではありません。また、休校の影響もあり、金曜日は各学年で記録が伸びていました。よくがんばりました!

2年生でも、1日平均47分。授業1コマ以上の時間を家庭学習に費やすことができる集中力・我慢力・継続力・頑張り力は見事です。

全員が同じ時間、同じように取り組むことはできません。自己新記録の塗り替えを日々目指して取り組み続けていきましょう。

詳しくは、後日配布される「家庭学習だより」をご覧ください。

「小さいことを積み重ねるのが、とんでもないところへ行くただひとつの道だと思っています。」イチロー

学年目標


1
年間で子どもたちに「こうなってほしい」という願いが込められた学年目標。

学年ごとにカラーがあり、発達段階によっても違ってきます。

他学年の学年目標を知る機会はあまりありません。先を見通す意味でも、知っていて損はありません。

 

1年 『げんきいっぱい!やるきいっぱい!えがおいっぱい!めざせ☆スーパー1ねんせい☆

2年 『じ分にうちかつつよい気もちと、ともだちにやさしいこころをもって、みんなでえがおですごそう ピース!!

3年 『さわやか3 SUN あつく あかるく あたたかく

4年 『できることをふやして、思い出に残る1年にしよう

5年 『考動(こうどう)

6年 『最高学年として手本となる行動をし、下級生を引っ張る~チャレンジ・協力、まとめる、助ける、メリハリ~

芸術の初夏?

各学級、図画工作科の作品が完成してきました。廊下や教室に並ぶ作品を見ていると楽しい気持ちになります。

一人一人が心をこめて作った作品。見どころがたくさんあります。


工作系の作品は大きさもあり、家に持ち帰ったあとの保存が難しいようです。少しの間飾った後は、写真としてデータにすると管理もしやすく過去の作品も振り返れるのでおすすめです。

6年間の図工作品アルバムなんていかがですか。

全国学力・学習状況調査


明後日は、「全国学力・学習状況調査」になります。
全国学力・学習状況調査は小学校6年生、中学校3年生の全員を対象としています。

「全国学力テスト」とも呼ばれています。6年生が、今日の内にしておいた方が良いことは、宿題を終えて、早く寝て体調に備えることかな。これまでの積み上げを確認しましょう。

調査に必要な持ち物は、鉛筆と消しゴムのみとなっています。(定規や分度器等は使用しません。)

 

どんな問題が出されるのか気になる方は、

国立教育政策研究所のサイトから、昨年度の問題と解答、解説等を確認することができます。

 

https://www.nier.go.jp/20chousa/20chousa.htm

(国立教育政策研究所 令和2年度全国学力・学習状況調査の調査問題・正答例・解説資料について)

家庭学習の足跡

家庭学習P-up週間へのご協力ありがとうございました。これからも子どもたちのがんばりに目を向ける契機にしていただけたらと思います。お忙しい中にも関わらず、丁寧なメッセージをありがとうございました。

メッセージが新たながんばりにつながります!

2年生の自主勉強です。Good

やる気MAX

 

サインも工夫していただきありがとうございます!すてきです☆

生活=学習

先週の大雨で、木津川の水位は上がり、流れも速くなっていました。茶色く濁った川の流れ。水位が下がった後の河原の様子。4年生が勉強する内容がつまっています。

学校での学習と生活や自分の知っている知識が結びつくとき、子どもたちはその内容がストンと腑に落ちます。

スーパーに売っている豆腐、シーソー、空を飛ぶ鳥…身の回りの様々なものや現象が学習とつながっていくと学習が楽しくなります。

 

「今日学んだことに、似たことはないかな。」「あれってそういうことかな。」

学びは24時間年中無休です。

今日からをどうするか

家庭学習P-up週間を終えた今日からをどうするのか。

子どもたちを見守るのが楽しみです。

 

家庭学習P-up週間は、

「終わったけれど、宿題に少しプラスしてみよう。」

「終わったんだから宿題だけにしよう。」

「終わってしまったけど、せっかくだから、自主勉強を続けてみよう。」

「終わったとかは関係ない。もちろん自主勉強をやるぞ!」

「終わったんだ。自主勉強なんてもう二度とするものか。」

 

言い過ぎるとやらないし、言わなかったらやらないし…。悩ましいですね。

ここは行動あるのみです。テレビを消して、静かな時間を作り、本を率先して読むなんてどうでしょうか。

「あらゆる行動には目的がある。」アルフレッド・アドラー