日誌

令和3年度 加茂小日誌

ハイ!


気持ちの良い「ハイ!」はやる気を掻き立ててくれます。

 授業中に、「ハイ!」と同時にピンと伸びる手。返事の「ハイ!」友だちのモチベーションも高めてくれます。もちろん先生も。

大きな声を出し過ぎるのではなく、歯切れのよい元気な声。

まだまだ低学年では、「ハイハイハイ」と何度も言ってしまいがちですが、1回に心を込めて言ってみましょう。
「ハイ!」

 

イメージは「ハイ!」小さなが入るイメージです。

加茂の歴史を巡る

    
 昨日、6年生は総合的な学習の時間「ふるさと再発見~私たちの加茂~」の学習で、加茂町恭仁にある恭仁京跡・海住山寺を探索しました。ふるさと案内人さんにお世話になり、幻の都とも呼ばれ、大仏造立の詔や墾田永年私財法が発布されるなど歴史上重要な位置を占めていたなど、ふるさとの歴史を発見していきます。

 どんなことがあり、どんなものがあるのか。

加茂には、まだまだたくさんの魅力がつまっています。

自分たちのまちの歴史を調べ、ふるさとの魅力を知り、発信していって欲しいと思います。

一球入魂ならぬ

 「一球入魂一球一球の球たまに全力を傾けること。精神を集中して、一球を投ずること。

 5年生は「一色入魂」一色一色に全力を傾けること。精神を集中して、砂絵を完成させること。

 自分の名前を芸術作品に仕上げていきます。カットした部分に砂を乗せていく細かい作業です。この時間は扇風機の心地よい風さえ邪魔になります。

 単色で使うだけではなく、砂と砂を混ぜて、微妙な色加減も表現しています。

完成まであと少し、最後まで根気強く!

あちらこちらでICT

 学校のあちらこちらでタブレット型パソコンなどのICT機器が活躍しています。Teamsでビデオ会議の練習をしたり、カメラ機能を使って学習素材を観察したり。発表ノートを使って、自分の考えを発表したり、意見を比較したり。1年生から6年生まで、みんなが使っていくとタブレット型PCを利活用しながらの授業が自然な風景となっていきます。

 あんな使い方もこんな使い方もできるのかと、学習の可能性が広がっていきます。

ICT機器の良さを生かしながら、これまでの学習をより深めていきましょう。

 図書委員会では、おすすめ本の紹介ポスターを、初めてプレゼンテーションソフトを使って作成しています。手書きとは違った良さがありますね。

 今日から、2年生のビデオ通信練習日です。Wi-Fiへの接続等がまだまだ一人では難しいと思いますので、16002100の間でご協力をお願いします。

量感を知る

「量感」…計器を使わずにある量の大きさの見当をつけたり、ある単位で示された量が実際のものでどれくらいの大きさになるのか見当をつけたりするための、およその感覚を量感といいます。量感は、計器の選択を適切にしたり、計器の目盛りの読み誤りを直観的に判断したり、日常生活を合理化したりするために、大切なものです。(啓林館 算数用語集)

    2年生が実験を通して、水の量感を学びました。コーヒーカップや水筒、鍋などに、どれくらいの水が入るのかを予想し、確かめていました。

「コーヒーカップには400L入る!」「水筒には1L入る!」確かめてみるとずいぶん違っています。量感が養われてくると、「少なすぎる!」「多すぎる!」「そんなはずはない!」が感覚としてわかるようになります。

▢にはどんな単位が入りますか。

①お風呂の水の量 200▢

②教科書の厚さ  1▢

③教室の面積   63▢

 

200mL!? 1mm!? 63㎠!? 量感があると測らなくてもどれも「そんなわけはない!」となります。

答えは、①200L ②1㎝ ③63㎡ 授業と生活経験の両輪で量感をつかんでいってほしいと思います。

七夕飾りに


七夕飾りにたくさんの願い事がかかれています。

今も昔も変わらない願い事もあれば、今だからこその願い事もあります。時代や世間が七夕の短冊には映し出されています。

「ころながおわりますように」

今年の77日は、夜に星空を望むことができるのか。予報は雨がちのようですが、ころころ変わる空模様なので可能性は十分ありますね。

じめじめ


「じめじめ」湿気が多く不快なさま。しめっぽくて陰気なさま。活気のないさま。(デジタル大辞泉より)

連日のように雨が続き、すっきりしない天気です。

湿気が多く、何かすっきりしなかったり、うっとおしく感じられたり、学習に集中しにくいシーズンです。教室では、エアコンで快適な状況を作ろうとしていますが、換気の徹底もあり、窓と廊下からは湿気が迫ってきます。

 

お茶を飲んだり、顔を洗ったりなどして、気持ちのリセット方法を見つけていきましょう。

じめじめ天気で、教室の雰囲気までじめじめしては、もったいないですね。

文作りを楽しむ


廊下にたくさんの文章が並んでいます。みんなどんどん文作りが上手になっていきます。書けば書くほど洗練されていきます。

 

文作りが上達するまでには

「はははははじょうぶです。」のように

読み手にはわかりづらいことがよくあります。

 

習った漢字と読点(、)を使えば読みやすい文に変身していきます。

 

1年生の学年末では、「ははは、ははじょうぶです。」

2年生の学年末では、「母は、ははじょうぶです。」

3年生の学年末では、「母は、歯はじょうぶです。」

4年生の学年末以降では、「母は、歯はじょう夫です。」

漢字が得意な人は、「母は、歯は丈夫です。」となります。

少し前になりますが1年生が、「は」と「わ」の使い分けを勉強していました。ここからの積み上げです。

 

「ハハハ、歯は丈夫です。」の可能性もあります。

「ハハハ、葉は丈夫です。」もあるかな。

そこが、国語のおもしろさであり、作文のおもしろさです。

できた


「先生できた!」「先生できました!」学校では、たくさんのできたが生まれます。今日は6年生体育科「後方支持回転」で、初めてできたを発見できました。できたを味わった子どもの顔は満足気で得意気です。

 その反対にたくさんの「できなかった」も生まれます。

できなかったは「失敗」ではなく、「未成功」です。できないで終わらせてはもったいない。子どもたちが未成功を積み重ねることが、成功につながっています。
「なぜできない」ではなく「どうしたらできるかな」と考えて再チャレンジです。

「『(優勝)できないんじゃないか』というのがあったかもしれない。ぼくはそれを覆せたと思う。」松山英樹(2021マスターズ優勝)

全校朝礼

   今日は、月に1回の全校朝礼でした。

「校長先生が見つけたひな鳥の巣立ちや植物の成長」「オリンピック・パラリンピックが近づいていること」「1学期があと20(登校日は今日を入れて14)」についてお話がありました。校長先生クイズは正解できたかな?

    7月に入りました。急な大雨や空の雲の様子など夏らしくなってきています。今日から、少し梅雨空が続く予定になっていますが、夏休みが近づいていることを感じずにはいられません。

 保護者の皆様もご存じだと思いますが、今週の月曜日千葉県で下校中の児童が犠牲になる大変痛ましい事故がありました。子どもたちも日ごろから交通ルールに気を付けて活動していますが、各学級で改めて交通安全についての指導を行いました。今一度、子どもと交通ルールやマナーについてお話していただけると幸いです。

道徳どう解く

 今年度から加茂小学校では、自分や他者と向き合い、自らを高めようとする心をはぐくむ道徳教育」~道徳教育の充実を起点とした非認知能力の育成~を研究主題に道徳科研究に取り組んでいます。昨年度の体育科研究で着目していた児童相互の「かかわりあい」を一層積み上げた、「非認知能力」の重要性に注目して、さらに学びを深めていきます。

 今日は、3年生の授業をたくさんの先生が参観しました。教材の「あめ玉」を使って、公共の場所での振る舞い方について考えました。道徳的価値に迫っていく子どもたちの真剣な表情が印象的でした。

みんなはたくさんの先生に見られていると緊張したかな?

慎重に大胆に




6
年図画工作科「思い出の風景」では、奥行きのある描写を目指し、思い入れのある家や加茂小学校の校舎などを描いています。初めは、ワークシートで奥行きの練習のスケッチと空の色の変化を絵具で練習しました。

現在は、本番の画用紙に素敵な作品を制作中です。

奥行きを表現することは、なかなか難しそうですが、徐々に形になってきています。完成が楽しみです。彩色では細かい部分と大きな部分で筆の太さを変えたり、場所によって塗り方を変えたりしていきます。

慎重さと大胆さを駆使して完成を目指していきましょう。

歩く、歩く。見る。歩く、歩く。


 心配された天気も回復し、2年生の校外学習を実施することができました。

加茂町の高田にあるクローバー牧場まで行ってきました。往復で約5kmの道のりでしたが、水分をこまめに取りながらみんな元気に歩きました。

 実際に見て、感じた牛の大きさや牛舎のにおい。

牛をスケッチしたり、インタビューしたり充実した時間となりました。

子牛もかわいかったですね。

改善の繰り返し


 ハードル走のフォーム改善に取り組んでいます。ビデオで録って、自分の動きを見直すと頭の動きや足のあげ方、抜き足の向き、跳び越える高さなど気になるところがたくさん見つかります。

自分ではできているつもりでも、客観的に見ると気付きがたくさんあります。

 先日、東京オリンピックに向けて、日本選手権が行われていました。110mHでは、泉谷選手が日本新記録の13.06秒で優勝し、2位金井選手、3位高山選手とともにオリンピックの代表に内定しました。

高いハードル(106.7cm)があるにもかかわらず、頭の位置が変わらない走りはすごいですね。
イメージトレーニングができたら、次の授業へ準備万端です。

何が見える

 6年生が、理科の実験で「葉」を観察していました。これまでの実験の続きで、植物の吸い上げた水分はどこへいくのか?枝にビニール袋を被せると水がたまっていました。どこからでてきたのか・・・。

顕微鏡で葉をよく観察してみると、肉眼では見えなかったものが見えてきました。
 
 顕微鏡でしか見えない世界は、不思議がいっぱいです。子メダカが泳いでいる世界(水槽)でも、よく見ると別の生き物がいます。見ようとするとこれまで見えなかったものが見えてきます。

風は偉大!

 3年生は、理科「風とゴムの力のはたらき」の学習で「風のはたらき」部分を終えて、最後は風の力を使って、車を走らせて楽しみました。送風機で颯爽と走る車に大喜び。

最後は、自分の息の力や自分で扇いだ力で体育館前からピロティまで渡り廊下を走り切らせようと汗をかきながら奮闘していました。

子ども達は、疲れを知らない「自然の風」の偉大さを感じずにはいられません。

空まで届けしゃぼん玉


1
年生は、生活科の学習で、「しゃぼん玉遊び」をしました。大きなしゃぼん玉作りに挑戦したり、しゃぼん泡をたくさん作ったりと楽しんでいました。作ろうとするとはじけてしまうしゃぼん玉のおかげで、優しく空気を入れたり、風の力を受けないように持ち上げたりとコツを見つけていました。

気をつけるようにしていても時には、しゃぼん液が口に入ってしまうこともあります・・・。この経験が吹き出し口を上向きにしないことや吹き口で空気を吸わないということが身をもって理解できます。

ストローでは上を向いて吹いても大丈夫だったのに、ペットボトルを切ったものでは、上を向いて吹こうとすると口に入ってきてしまっていました。身の回りにはなぜだろうがあふれています。

「へぇ」「そうなんだ」があふれる

4年生が観音寺浄水場へ学習に行ってきました。普段何気なく使っている水が、こんなにもたくさんの人や装置のお世話になり、自分の家の蛇口まで届いていることを知りました。いつでも水が使えるのには、たくさんの工夫があることを初めて知りました。

水をコントロールしている機械の大きさや加茂は地下水を利用していることにびっくりです。

知る前と知った後では、水のありがたみが全く違っているはずです。

水について考える


私たちの生活は当たり前のように「水」を使っています。

「料理!」「お風呂!」「シャワー!」「プール!」「お茶!」「水やり!」

 「先生、水が無いとトイレが流せません!」

当たり前のように使っている水ですが、水はどこからやってくるの?汚れた水はどうなるの?水道が無かったら?

知らないことだらけです。

 水についてもっと知りたい!


ということで、浄水場へ見学に行きます。

次は、まちへ探検だ!

1年生の学校探検のサポートを終えた2年生。

次は、加茂のまちへ自分たちが探検に出かけました。加茂のまちにある「JA」「小間安」「郵便局」「交番」へグループに分かれてインタビューに行きました。

存在は知っているけれど…なんのお店かな?」

「知っているけれど、入ったことはない!」

「何をしているのだろう?」

「何があるのだろう?」

インタビューの仕方やメモの取り方も学習してきたので、しっかりとできましたね。

他のグループにも、今日分かったことや驚いたことを教えてあげよう、伝えよう。みんなが加茂のまち博士になるために。

 

来週は、高田にある「クローバー牧場」への見学を予定しています。