日誌

令和3年度 加茂小日誌

全力疾走

50m走に挑戦する1年生。100mの世界記録保持者ウサイン・ボルトは5秒47で駆け抜ける50mですが、まだまだ1年生にとっての50mは長い道のりです。

まだまだ全力で走っていると、息切れしてしまったり、体のバランスが崩れてしまったりしてしまう場面もありますが、心も体も成長する来年は50mが少し短く感じられるかもしれません。

たくさん駆け回って走り方を身につけよう!

一生懸命走って出たタイム。来年はどうなっているのか楽しみです。

質より量? 量より質?

家庭学習P-up週間では、たくさんの子どもたちが日頃の家庭学習よりもたくさんの時間、学習に取り組むことができていました。お家でのサポートありがとうございます。

 

しかしながら、お家の方からのメッセージで、気になったのが、

「だらだらせずにできるといいね。」

「メリハリをつけて取り組んだらなおよいのですが。」

「学習に向き合おう・・・と感じていることは嬉しいのですが、長い時間すれば良いと思っている所がある。」

「1週間がんばりました。もう少し、集中して取り組みましょう。」

「時間の使い方を覚えてくれたらいいなと思います。」

 

なかなか厳しいメッセージ・・・。(笑)

『子どもたちの学習の質が高まってくれると嬉しいな』という保護者の思いと子どもたちの様子は裏腹に映っていた家庭もあったようです。

 

しかし、「質の高い学習が、求めたくなる」ということは、机に向かえているということです。次のステップに踏み出している証拠です。

 

同じ時間で内容を濃くしていくのか。同じ内容で時間を短くしていくのか。

机に向かえているからこそ、考えられる悩みです。

 

 

それぞれ学習できる・集中できる時間には、違いがあります。45分集中し続けられるのか。それとも15分で2分の休憩を挟みながらそれを3回繰り返し、45分を終えるのか。まずは、机に向かえる習慣をつけ、最低限の量を確保したいものです。量が確保できたら、質も求めていけます。

子どもに合った家庭学習方法で、質と量の確保を目指して。

まじまじとみる


見る・観る・診る・視る・看る

4年生がヒョウタンの種を植えてから、随分と成長してきました。そこで、プール前の花壇に植え替えをしました。

葉の大きさや草丈をものさしで測ったり、葉の触り心地を確かめたり成長を観察していました。茎をよく見てみると産毛のようなものがありますね。葉をよく見ると、子葉と本葉では形も葉脈も違います。気づけた人は素晴らしい観察力です。

ただ見るのではなく、しっかりと見る(観る)ことが大切です。


見ようとしないと見えないものがたくさんあります。

家庭学習の足跡②


「家庭学習
P-up週間」加茂小学校全体のがんばりをお伝えします。

今回の家庭学習P-up週間の平均時間は、77分となりました。

前年度の同時期と比べると、全体の学習平均時間が67分から77分へと増えていました。特に、6年生は、5年生時の90分から116分へと大きく増加し、学びの習慣化、自主勉強の定着が見られます。さすが6年生!

 

習い事を除いての、1日の最高学習時間は、驚きの510分(8時間越え)大人でもなかなかできるものではありません。また、休校の影響もあり、金曜日は各学年で記録が伸びていました。よくがんばりました!

2年生でも、1日平均47分。授業1コマ以上の時間を家庭学習に費やすことができる集中力・我慢力・継続力・頑張り力は見事です。

全員が同じ時間、同じように取り組むことはできません。自己新記録の塗り替えを日々目指して取り組み続けていきましょう。

詳しくは、後日配布される「家庭学習だより」をご覧ください。

「小さいことを積み重ねるのが、とんでもないところへ行くただひとつの道だと思っています。」イチロー

学年目標


1
年間で子どもたちに「こうなってほしい」という願いが込められた学年目標。

学年ごとにカラーがあり、発達段階によっても違ってきます。

他学年の学年目標を知る機会はあまりありません。先を見通す意味でも、知っていて損はありません。

 

1年 『げんきいっぱい!やるきいっぱい!えがおいっぱい!めざせ☆スーパー1ねんせい☆

2年 『じ分にうちかつつよい気もちと、ともだちにやさしいこころをもって、みんなでえがおですごそう ピース!!

3年 『さわやか3 SUN あつく あかるく あたたかく

4年 『できることをふやして、思い出に残る1年にしよう

5年 『考動(こうどう)

6年 『最高学年として手本となる行動をし、下級生を引っ張る~チャレンジ・協力、まとめる、助ける、メリハリ~

芸術の初夏?

各学級、図画工作科の作品が完成してきました。廊下や教室に並ぶ作品を見ていると楽しい気持ちになります。

一人一人が心をこめて作った作品。見どころがたくさんあります。


工作系の作品は大きさもあり、家に持ち帰ったあとの保存が難しいようです。少しの間飾った後は、写真としてデータにすると管理もしやすく過去の作品も振り返れるのでおすすめです。

6年間の図工作品アルバムなんていかがですか。

全国学力・学習状況調査


明後日は、「全国学力・学習状況調査」になります。
全国学力・学習状況調査は小学校6年生、中学校3年生の全員を対象としています。

「全国学力テスト」とも呼ばれています。6年生が、今日の内にしておいた方が良いことは、宿題を終えて、早く寝て体調に備えることかな。これまでの積み上げを確認しましょう。

調査に必要な持ち物は、鉛筆と消しゴムのみとなっています。(定規や分度器等は使用しません。)

 

どんな問題が出されるのか気になる方は、

国立教育政策研究所のサイトから、昨年度の問題と解答、解説等を確認することができます。

 

https://www.nier.go.jp/20chousa/20chousa.htm

(国立教育政策研究所 令和2年度全国学力・学習状況調査の調査問題・正答例・解説資料について)

家庭学習の足跡

家庭学習P-up週間へのご協力ありがとうございました。これからも子どもたちのがんばりに目を向ける契機にしていただけたらと思います。お忙しい中にも関わらず、丁寧なメッセージをありがとうございました。

メッセージが新たながんばりにつながります!

2年生の自主勉強です。Good

やる気MAX

 

サインも工夫していただきありがとうございます!すてきです☆

生活=学習

先週の大雨で、木津川の水位は上がり、流れも速くなっていました。茶色く濁った川の流れ。水位が下がった後の河原の様子。4年生が勉強する内容がつまっています。

学校での学習と生活や自分の知っている知識が結びつくとき、子どもたちはその内容がストンと腑に落ちます。

スーパーに売っている豆腐、シーソー、空を飛ぶ鳥…身の回りの様々なものや現象が学習とつながっていくと学習が楽しくなります。

 

「今日学んだことに、似たことはないかな。」「あれってそういうことかな。」

学びは24時間年中無休です。

今日からをどうするか

家庭学習P-up週間を終えた今日からをどうするのか。

子どもたちを見守るのが楽しみです。

 

家庭学習P-up週間は、

「終わったけれど、宿題に少しプラスしてみよう。」

「終わったんだから宿題だけにしよう。」

「終わってしまったけど、せっかくだから、自主勉強を続けてみよう。」

「終わったとかは関係ない。もちろん自主勉強をやるぞ!」

「終わったんだ。自主勉強なんてもう二度とするものか。」

 

言い過ぎるとやらないし、言わなかったらやらないし…。悩ましいですね。

ここは行動あるのみです。テレビを消して、静かな時間を作り、本を率先して読むなんてどうでしょうか。

「あらゆる行動には目的がある。」アルフレッド・アドラー