日誌

令和3年度 加茂小日誌

平均は真ん中?

今日は、不思議な平均のお話です。平均といえば、みんなのちょうど真ん中のように感じている人も多いのではないでしょうか。

 

100点が10人、95点が6人、90点が4人、70点が2人、50点が1人、0点が2人のような全員で25人のクラスでのテスト平均は、85点(84.8点)になります。

ここで90点の4人は平均以上なので、真ん中より上のように感じるかもしれませんが、実際はクラスの半分以上(16人)が95点以上なので、平均以上でも、真ん中より下に位置しています。不思議です。

中央値という考え方では、95点となります。(6年算数で学習します)

したがって「平均=安心」と考えてしまうことには危うさもあります。平均はあくまで指標です。しかしながら、「みんなの平均まで頑張れたこと」には十分価値があります。2学期は自分の記録を少し伸ばす、そうすると平均とどんな関係になるのか。そこを楽しんではいかがでしょうか。

家庭学習時間学校平均77分をどう感じますか?

本日、「家庭学習だより」を配付しています。ぜひご覧ください。
R3 家庭学習だより第1号改訂版.pdf

梅雨(つゆ・ばいう)

梅雨とは、暑い夏が来る前の長雨のシーズンで雨季の一種です。梅雨が明けると本格的な夏にはいることから、春の終わりから夏の始まり(初夏)の頃を指します。

昨年の近畿の梅雨入りは、610日ごろで、梅雨明けは8月31日ごろでした。2021年はまさかの、516日。観測史上最速でした。

 

今日は梅雨の中休み。抜けるような青空です。これからも定期的に天気が崩れ、雨が降り、子どもたちにとっては外で遊べない日が多くなり、やきもきしてしまう季節です。しかし、田植えや作物、農作業にとっては恵みの雨です。

 

始まりが早いということは…。終わりも…。期待してしまいます。

卒業生

卒業生たちが、定期テストや新学期スタートのためなど下校が早いことを生かして訪ねてきてくれることがあります。先日は中学校での、勉強やクラブ、先生、友だちのことを話してくれました。気分転換になったかな。勉強もクラブも頑張れ!

 

中学生・高校生・社会人になっても、卒業生が訪ねて来てくれるのはうれしいことです。嫌な思い出ばかりの学校には、わざわざ来ないはずかな。先生たちは入れ替わっていきますが、思い出は永遠にそこにあります。
青空が見えてきました。
「ほんとうに悲しいのは、悲しい思い出が残ることじゃないよ。思い出がなにも残らないことがいちばん悲しいんだよ。」
重松清

あっという間の5月


5月(皐月)は、大型連休もあることためか、お休みが多いイメージのようです。祝日の数は3日。2日の月が1月、2月、7月、8月、9月、11月とあることから考えると、あまり変わらないのですが、連休になっていることが、そう感じさせるのかもしれません。
6月に1日も祝日が無いことも…。

※今年は東京オリンピック・パラリンピックの開催にあたり、海の日が722日(木)スポーツの日が723日(金)、山の日が88日(日)に移動しています。

 

あっという間に6月(水無月)を迎え、梅雨の時期が近づいてきます。今年はもう梅雨に入っていますが…。

雨がたくさん降るイメージなのに、呼び名は「水無月」水が無い月…。

気になりますね

今の実力を知る 全国学力・学習状況調査(6年)


今日、6年生は
全国学力・学習状況調査に取り組みました。

その目的は、

   義務教育の機会均等とその水準の維持向上の観点から、全国的な児童生徒の学力や学習状況を把握・分析し、教育施策の成果と課題を検証し、その改善を図る。

   学校における児童生徒への教育指導の充実や学習状況の改善等に役立てる。

   そのような取組を通じて、教育に関する継続的な検証改善サイクルを確立する。とあります。


6年生の子どもたちにとっては、これまでの学習成果を知るチャンスです。4年生での京都府学力診断テストや2~5年生の木津川市統一学力診断テストでテストには慣れてきています。得意や苦手をしっかり把握し、次に活かしていくことが大切です。


外から雨風の音が聞こえていましたが、教室は、鉛筆で文字を書く音が聞こえるほど、静かにテストに取り組んでいました。