日誌

学校運営協議会

幻想的な「虫おくり」

6月24日(土)、鹿背山地域の皆様の多大なご協力により、本校の学校運営協議会による初めての取組として、鹿背山地域に古くから伝わる伝統行事「虫おくり」の見学を実施しました。実際に火が灯された松明(たいまつ)の迫力は想像を越え、五穀豊穣を願う神事である伝統行事の良さや素晴らしさを子どもたちや保護者の皆様に体感いただく大変貴重な機会となりました。ご協力いただいた皆様、限定見学や沿道での見学に参加いただきました皆様、本当にありがとうございました。



虫おくり

みなさん、「虫おくり」を知っていますか?
 「虫おくり」とは、その年の農作物の豊作をお祈りする伝統行事のことをいいます。昔は、現代ほど農薬が普及しておらず、農作物に害を及ぼす虫が後を絶ちませんでした。そのため、害虫を追い払い、少しでも多くの農作物が収穫できるようにと、農家の人の祈りが込められたこの行事が、昔から行われていました。

 城山台小学校の校区にある鹿背山地域でも、昔からこの「虫おくり」が執り行われてきました。記録によると元禄7年(1694年)以前から旧暦6月頃に行われていたようです。子どもたちを中心にして住民が松明を持ち、太鼓を鳴らしながら水田を廻ります。








 昔ほど「虫おくり」を行う地域は少なくなってきたものの、今でも全国各地で「虫おくり」は大切な伝統行事として行われています。私たちが安心して日々の農作物を口にすることができるのは、このような伝統行事が今でも語り継がれているからなのかもしれませんね。


令和4年度第3回学校運営協議会

2月6日(月)第3回学校運営協議会を開催しました。学校行事や子どもたちの様子、保護者アンケートの結果を委員の皆様に確認していただき、元気の出るアドバイスをたくさんいただきました。また、具体的な取組についての話合いでは、地域で行われている「伝統行事」を広く周知し、様々な団体の協力により子どもたちの「学びの場」を提供していくことが確認されました。今後学校HPやメールにてご案内いたします。


地域で育てたい子どもの姿.pdf





第3回学校運営協議会

第3回学校運営協議会を開催しました。今回は「城山台小学校の子どもたちを知る」というテーマで協議会を進めました。城山台小学校の子どもたちの様子を知るために、教員のアンケートや紹介動画を見て、地域で育てたい子どもの姿の実現に向けて話し合いました。出てきたアイデアの実現に向けて、来年度から本格的に動き出します。