日誌

学校運営協議会

迫力ある「木津御輿(みこし)祭」

 10月26日(土)と27日(日)に、「木津御輿祭」が行われました。

 布団御輿が木津地域を練り歩き、かつぎ手のかけ声や太鼓の音が響き渡りました。

 昨年度に引き続き、学校運営協議会より地域の伝統行事についてお知らせをすることで、初めて「木津御輿祭」に参加してくださった方もいらっしゃったのではないでしょうか。6月の「虫送り」、そして今回の「木津御輿祭」など、地域に古くから伝わる伝統行事に参加することで、子どもたちが保護者の方とともに城山台地域や近隣地域の良さを知ることにつながったことと思います。

 城山台地域は新しい街ですが、広く地域を眺めてみると歴史を味わうことのできる行事はたくさんあります。これからもこの素晴らしい伝統行事が続いていくことを願っています。

 ご参加いただいたみなさん、ありがとうございました。

「木津御輿(みこし)祭」について

 学校運営協議会より、木津地域の行事についてお知らせします。

 毎年秋に開催される「木津御輿祭」は、江戸時代から続く伝統的な祭りです。この祭りでは、神聖な雰囲気の中、美しく装飾された布団御輿が地元の住民によって担がれ、地域を練り歩きます。伝統的な衣装や踊り、太鼓演奏、パフォーマンスなどが祭りの一環として楽しまれています。

 学校では、中学年の社会科で地域の行事について学習をしますので、祭りについて知っている児童も多くいることでしょう。

 下記の添付のポスターに記載されている日時に所定の神社へ行くと、木津御輿祭を見ていただけます。参加申込はいりません。駐車場はありませんので、公共交通機関をご利用ください。

 

 運行日程は下記のとおりです。

御輿 運行日

見どころ

スポット

見どころ

予定時刻

敬神組・拝神団 10月26日(土) 御霊神社 午後1時頃
義友会・社町 10月27日(日) 岡田国神社 午後1時頃
西町 10月27日(日) 田中神社 午前10時頃

 

 ぜひ、神社へ足を運び、地域に伝わる祭りをご家族で楽しまれてはいかがでしょうか。

 祭りに関するお問い合わせは、木津川市観光商工課(0774-75-1216)へ。

令和6年度 第2回学校運営協議会

 10月3日(木)に、第2回学校運営協議会を開催しました。

 はじめに、学校から、校外学習、授業参観、社会見学、運動会練習などの様子を写真でお伝えし、各学年の学習活動について知っていただきました。

 次に、今後の具体的な取組について話し合いました。

 6月に実施した「虫おくり」は、来年度も継続する予定です。見学方法や見学人数などは、今後の協議会で検討を重ねます。虫おくりの実施にあたり、鹿背山区の皆様には多大なご協力をいただきました。本当にありがとうございました。今後も、校区地域の活性化のために、地域と子どもたちがつながることのできる取組を進めていきます。

 今年度新たに取り組んだ「盆踊り練習会」は、地域に愛着を持つ児童をはぐくんでいく視点から、来年度も継続する予定です。木津地域の伝統ある行事と城山台地域の新たな取組を融合させ、盆踊りを根づかせていきたいと考えています。

 大人の居場所サロン「みのりんの部屋」は、2学期も実施します。「12月9日(月)13時30分」から実施しますので、悩み相談はもちろん、保護者のつながりをつくる場所としてぜひご参加ください。

 今後の取組は、学校ホームページやさくら連絡網でもお知らせします。

 第3回学校運営協議会は、2月上旬を予定しています。

迫力ある松明(たいまつ)~虫おくり~

 6月29日(土)、鹿背山地域の皆様の多大なご協力により、昨年度に続く学校運営協議会の取組として、鹿背山地域に古くから伝わる伝統行事「虫おくり」の見学を実施しました。

 火が灯された松明(たいまつ)はとても幻想的で迫力があり、五穀豊穣を願う神事である伝統行事のよさや素晴らしさを子どもたちや保護者の皆様に体験していただく貴重な機会になりました。

 協力していただいた皆様、鹿背山地域からの限定見学や歩道からの見学にご参加いただきました皆様、本当にありがとうございました。

伝統行事「虫おくり」について

 みなさん、「虫おくり」をご存じでしょうか。

 虫おくりとは、その年の農作物の豊作をお祈りする伝統行事のことを言います。

 校区地域(鹿背山地域)でも虫おくりが行われており、日が暮れた後に松明(たいまつ)を持った行列が地域内を練り歩く光景はとても幻想的です。

 昔は現代ほど農薬が普及しておらず、農作物に害を及ぼす虫が後を絶ちませんでした。そのため、害虫を追い払い、少しでも多くの農作物が収穫できるようにとの農民の祈りが込められています。

 さらに、農作物への害虫は悪霊のしわざとも考えられていたことから、その退散を祈る呪法といった見方もあるそうです。

 昔ほど虫おくりを行う地域は少なくなってきたものの、今でも全国各地で大切な伝統行事として行われています。

 私たちが安心して日々の農作物を口にすることができるのは、このような伝統行事が今でも語り継がれているからかもしれません。