日誌

令和7年度の日誌

「木津川のめぐみ」って何だろう?~5年生~

 6月4日(水)

 京都府山城広域振興局の方に、出前授業をしていただきました。

 5年生の学習テーマは「木津川のめぐみ」

 市の名前にもなっている「木津川」は

 わたしたちに 一体どんな「めぐみ」を与えてくれているのでしょう?

 そんな「?」について くわしく説明してくださいました。

 木津川の「めぐみ」・・・

 それは何と言っても、「広い田畑への水の供給」です。

 揚水機場のポンプたった1台で、何と1秒間に家のおふろ1杯分(200リットル)の水をくみあげるそうです。

 豊富な水を確保できることで、広大な土地で「米作り」ができるようになります。

 今、問題になっている 米不足

 木津川があることで、お米を作るために欠かせない

 「めぐみ」をもらっていることを知りました。

 豊富な水を利用して広がる 田んぼ

 この田んぼがあることで、わたしたちは さらに

 「めぐみ」を受け取っていることを教えてもらいました。

①洪水を防ぐ

②美しい風景をつくる

③多様な生きものを育てる

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 話を聞いた5年生は、

「え!?そうなん!!」

「田んぼ すごいやん!!」

 これまでなかった 田んぼへの 興味が

 一気に湧きあがってきたようでした。

  木津川のめぐみを知るとともに 今、農家の方が減っていることも知った5年生。

 「何とかしないと」

 「せっかく めぐみがあるのに・・・」

 今後の課題も感じたことで

 自分たちがどんなアクションを起こさなければならないのか

 次の一歩の必要性に気付いた人もいたようでした。

 

 貴重なお話をしてくださった 京都府山城広域振興局の皆様

 本当にありがとうございました。

フィールドワークに行ってきました~6年生~

 6月4日(水)

 昨日の大雨が嘘のように 本日は快晴。

 6年生がフィールドワークに行ってきました。

 学校近くにある「正覚寺」

 木津川近くにあるこのお寺には

 過去の洪水で 命を奪われた方々の

 洪水供養阿弥陀石仏と供養碑がまつられています。

 1712年8月19日に起きた木津川洪水では

 多くの命が失われました。

 昔は度々洪水が起こった木津ですが、

 どうして今は安心して暮らせる場所になっているのでしょう・・・。

 それは、苦い経験を経た‟人間の知恵”によるものだということがわかりました。

 先日見学した、高山ダム。

 大雨により水位が上がった木津川から逆流を防ぐためにつくられた

 「木津合同樋門」

 さらに、あふれそうになる支流の水を木津川へかき出すために設置された

 「ポンプ」

 実際に施設を見ることで

 施設の人の話を聞くことで

 そのありがたさに気付くことができたようです。

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 危険性があるからこそ

 どうすれば わたしたちは「安全・安心」を手に入れることができるのか

 過去の歴史から考え 未来のために行動に移すことが

 「防災」につながる

 そんなことに気付くことができたフィールドワークだったようです。

 6年生の学習も、色々な体験を積み重ねることで

 深まってきています。

参観・PTA総会~ありがとうございました~

 6月4日(水)

 授業参観・PTA総会を行いました。

 1学期も折り返し。

 どのクラスも それぞれの雰囲気で 授業が進められていましたね。

 算数 国語 家庭科・・・

 毎日 少しずつ 色々な学びを深めていっています。

 みなさんの 普段のがんばりを 感じてもらうことができましたね。

 授業では、「わかる」を目指しています。

 ・・・「わかる」とは何でしょう?

 自分だけ できても 

 それは 本当にわかったことにはなりません。

 考えたことや気付いたことについて

 友だちと ‟話し合える”

 困っている 友だちに ‟伝えることができる”

 友だちに 自分の考えを説明できたとき

 ようやく 本当に「わかった!」と言えるのではないでしょうか。

 だからこそ 学校という場に集まり

 友だちと先生と一緒に 授業をしている意味があるのでしょうね。

 一日一日を大切に 友だちと先生と進んでいきましょう。

 

 保護者の皆様

 今後ともご家庭での支援と学校へのご協力をよろしくお願いします。

高山ダムの見学に行ってきました~6年生~

 5月28日(木)

 総合的な学習の時間の学習で、6年生が「高山ダム」の見学に行きました。

 

 「ダム」と聞いて、何となく「水を貯めておく施設・・・?」

 くらいの認識だった6年生。

 実際に「高山ダム」を見ると

 「こんなに大きいの!?」

 という声が漏れていました。

 

 長いトンネルを抜けた先には

 ものすごい量の水が流れ込む

 まさに「ダムの中」にたどり着くことができました。

 間近で見るダムはものすごい迫力で

 一体どれくらいの量の水がここに貯められているのか・・・

 想像も及ばないスケールにあっけにとられていた6年生。

  実際に自分たちの目で見てすごさを知ったことで

 今まで薄かったダムへの興味が 湧いてきたようでした。

 見学後の学習では

 ダムがあることで

 ①洪水を防ぐ

 ②水の流れを途切れさせない

 ③家庭で使う水を貯めておく

 ④電気を作る

 という‟利益”がもたらされることを知ったり

 ダムから水を放流する際には、川から離れることや、

 ダムがあるからといってすべての洪水を防げるというわけではない

 という“注意しなければならないこと"を知ることができました。

木津川の近くに住む子どもたちにとって、洪水等の災害は切っても切れないものです。

 だからこそ 「ダム」という人間の知恵を見学し、その効果を学べたことでまた一つ 木津川を知ることになったのではないでしょうか。

 

 木津川ダム総合管理所 高山ダム管理所の方々 貴重な見学の機会を設けてくださり 本当にありがとうございました。

木津川流域の水質調査を行いました~5年生~

 5月27日(火) 総合的な学習の時間

 5年生が 木津川流域の水質調査を行いました。

 自分たちが住む 住宅地の間を縫って流れる 数本の川

 今回は「小川」「鹿川」「井関川」の水を汲みにいくところから始まりました。

 「子どもエコクラブ」の方々に来ていただき

 COD(科学的酸素要求量)と pH(その液体が酸性なのか、アルカリ性なのかを表す尺度)の測定を行いました。

 川から採水した水を見ると

 透明度もあり、何となくきれいに見えるのですが

 結果はどうだったのでしょう…。

 子どもたちは、

 COD と pHの値 さらに 周りの自然環境を総合的に考え

 身近な川は

 「きれいな状態に保たれている。」

 と判断しました。

 小学生で取り組むには

 難しい調査でしたが、

 子どもエコクラブの方々の助けもあり、

 結論までたどりつくことができましたね。

 さあ、この調査結果から

 5年生は「何に課題を持ち」「どんな行動を起こすのか」

 これからの 学習展開が楽しみです。

 

 子どもエコクラブの皆様

 お忙しい中 子どもたちの学びを手伝っていただき

 本当にありがとうございました!!

木津幼稚園と1年生との交流学習

 5月26日(月)

 木津幼稚園の年長さんが木津小にやってきました。

 担当するのは 1年生。

 お兄さん お姉さんとして 小学校を案内していましたね。

 先日 2年生にしてもらったように

 わかりやすく はきはきと

 説明できるように

 一生懸命練習しました。

 その成果は しっかりと出ていましたよ。

 この前まで 手を引かれる立場だったのに

 何だか背中が 頼もしく見えました…。

 入らせてもらった理科室。

 刺激的な教材がたくさんあって、

 幼稚園とはちがう雰囲気も感じてもらえたのではないでしょうか?

 はりきって がんばってくれた 1年生。

 次に年長さんが来てくれたときには

 さらに立派になった姿で

 小学校を案内してあげましょう!

 

 木津幼稚園のみなさん 今回は来てくれてありがとう。

 また木津小学校に来てくださいね!!

小学校生活の大切な1ページ 「修学旅行」

 5月22日(木)~23日(金)

 6年生は、修学旅行に行ってきました。

 6年間共に学んできた 友だちとの関係を

 さらに 深く 築き

 一生の思い出を 仲間とともに つくります。

 その土地ならではの 文化を感じたり

 その土地ならではの 体験をしたり

 普段の学校生活だけでは味わえない時間に

 6年生の目は ずっと

 キラキラしていましたね。

 海に入るには まだ肌寒かったけど

 広い 広い 浜辺では

 どっちのクラスが 大きな砂山を作るか対決で

 大盛り上がり!!

 楽しくて 素敵な 小学校の思い出を

 みんなで創ることができたようです。

 まだまだ続く 残りの小学校生活。

 さらに良い 1ページを 創っていきましょう!!

 

1年生を迎える会~全校で祝福しました~

 5月16日(金)

 「1年生を迎える会」を行いました。

 5年生からのプレゼント。

 1年生の うれしそうな顔に

 5年生も 「作ってよかったな・・・。」

 そんな思いになったかもしれませんね。

 2年生は「学習」

 3年生は「休み時間」

 4年生は「給食」

 5年生は「登校班」

 6年生は「みん玉班遊び」

 〇✖クイズや 歌 そして 劇を通して

 1年生に学校生活について伝えることができましたね。

 1年生も

 この1カ月半で成長した姿を見せてくれました。

 校長先生の話にもありましたが、

 この成長は、1年生自身のがんばりはもちろん

 6年生を中心とした

 木津小学校のお兄さん、お姉さんの

 ”思いやり”があってこそだと感じます。

 お互いが刺激し合い、高め合える

 木津小学校にしていきましょうね。

いもの苗をうえたよ~1年生・ひまわり学級~

 5月9日(金)

 1年生とひまわり学級の子どもたちが

 「さつまいも」の苗を植えました。

 先生からの説明を

 よく聞くことが

 少しずつ できるようになってきましたね。

 一人 一本の苗をもらうと

 ツルを触ったり においをかいだり

 五感をつかって 観察していましたね。

 ツルを横にして

 土の中に寝かせるようにして植えました。

 これから どんどん暑くなります。

 気温が上がるにつれて

 土の中に白い短い根がはります。

 そして、秋には大きな「さつまいも」が収穫できるように

 育てていきましょうね。

宇治川オープンラボラトリーに行ってきました~6年生~

 5月9日(金)

 6年生が総合の学習の一環として、「宇治川オープンラボラトリー」に行ってきました。

  この立派な施設は、京都大学の実験所。

 水と土に関する災害の防止・軽減を目的とされています。

 そんな施設に足を踏み入れた6年生。

 少し緊張した表情が見られました・・・。

 何と今回は、

①降雨体験

②浸水階段体験

③浸水ドア体験

という3つの体験をさせてもらえることになりました。

 1時間に最大300ミリの雨を降らせる装置では、

 降った雨が、地形に沿って、どのように流れていくのか

 水の流れる様子を 間近で見ることができました。

 最近増えている「ゲリラ豪雨」を連想した人もいたのではないでしょうか!?

4

  これは、地下鉄や地下街に通じる階段をイメージされています。

 手すりにしっかりとつかまっておかなければ

 一気に流されてしまう勢いです。

 いつ・どこで災害に巻き込まれるかわかりません。

 経験したことで、対策を考えていた人もいましたね。

 水深40~50センチくらいのところでは、ドアを開けようとしても

 水圧に押し返されてしまい、どうにもならないことがわかりました。

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 「木津川」という一級河川のすぐ近くに住む私たち。

 万が一に備える必要があるということを感じた人も多かったようです。

 今回の体験をきっかけに、「防災」に対して6年生がどのように動き出すのでしょうか。

 個人で、クラスで、どんな対策が考えられるのか楽しみです。

 

 貴重な体験をさせてくださった「宇治川オープンラボラトリー」の職員の皆様 本当にありがとうございました。