日誌

令和7年度の日誌

大学の先生にお話を聞きました~4年生~

 10月3日(金)

 同志社大学の先生に来校いただき、『マイクロプラスチック』の授業をしていただきました。

 『マイクロプラスチック』とは、5ミリメートル以下の非常に小さなプラスチックの破片や粒子の総称です。

 マイクロプラスチックは、自然に分解されず、海や河川に蓄積し生態系に悪影響を及ぼすことが懸念されています…。

 最近よく聞く『マイクロプラスチック』

 レジ袋が有料化されたり、プラスチックストローが紙ストローになったりしたことで子どもたちも耳にしたことはあるけど…。

 しかし、目に見えにくく、何だか私たちとは関係が薄そう…。

 はじめはそんな反応でした。

 そんな ”遠い話” が ”身近な話” に一変したのは、一枚の写真でした。

 死んでしまったアホウドリ。

 その胃袋を開けた写真。

 胃袋の中からは、カラフルなプラスチックゴミが大量に出てきていました…。

 その事実を知った子どもたち 言葉に詰まる人が多くいました。

 さらにショッキングだったのは、

 そのプラスチックゴミの多くは、日本から流れ着いたという事実。

 世界的に見ると、日本の環境対策は大きく遅れているということにも気付かされました。

 人間の便利さと引き換えに 罪のない動物たちが苦しんでいるという事実。

 そして、生物濃縮によって 着実に私たち人間にも 脅威は忍び寄っているという事実。

 これまで、木津川のゴミ調査を行った子どもたちの中には、

 『自分たちも 何とかしないと…。」

 そんな決意とも感じられる感想をもった人も多くいました。

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 お忙しい中来校していただき 学びの多い授業をしてくださった講師の先生 本当にありがとうございました。 

きっづCC隊~ご協力ありがとうございました!~

 9月30日(火)

 全校児童・職員そして保護者にも協力していただき『きっづCC隊』として環境美化作業を行いました。

 校長先生から、「きっづCC隊」の『CC』の意味はわかりますか?

 と投げかけられると・・・

 「クリーン&コミュニケーション!!」

 と返してくれた人もいました。

 ”掃除を通して、人とのコミュニケーションを深める”

 ちょっとむずかしい テーマかもしれませんが

 「暑いけど、がんばって!」

 「こんなに 草が取れたよ!!」

 「すごいやん!!!」

 楽な作業ではありませんが、がんばるほどに 温かい声のかけ合いが

 行きかっていました。

 高学年は、校外にゴミ拾いに出動しました。

 毎日歩く 通学路。

 普段は 見過ごしてしまう ゴミも

 小さいゴミから大きいゴミまで 全て回収することができました。

 「何で ゴミ箱に捨てへんのやろ…。」

 「どうすれば 町がきれいになるんかな…。」

 困った気持ちと同時に どうすれば改善されるのか?

 そんな感情を抱いていた人もいたようです。

 9月最後の日でしたが、日差しはまだまだ強く 大変暑かった…。

 そんな中この ”草・ゴミ” の山。

 『CC』⇒ 「クリーン&コミュニケーション!!」のテーマ通り

 子ども・教師・保護者が協力して、貴重な時間を過ごすことができました。

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 お忙しい中 『きっづCC隊』に参加してくださった 保護者の皆様

 本当にありがとうございました!!

校外学習に行ってきました~4年生~

 9月26日(金)

 4年生が、「琵琶湖博物館」へ校外学習に行ってきました。

 4年生ともなると、館内での”班行動”も お手の物です。

 マップを見ながら、友だちと相談し、時間内に戻って来ることができました。

 ゲンゴロウブナ ホンモロコ オオガタスジシマドジョウ オオクチバス(ブラックバス)・・・

 日本一の広さを誇る「琵琶湖」に生息する 生き物たちを

 目を凝らして 見学していましたね。

 琵琶湖と「よし(イネ科ヨシ属の多年草)」の関係について考える『ヨシ笛作り』

 よしの笛の音は、 ”琵琶湖を渡る風” を思わせる優しい音色と表現されるそうです。

 そんな 癒しの音を 奏でる ”自分だけのヨシ笛” ができたようですね。 

 朝早くから作ってもらった お弁当!

 さわやかな空の下 友だちと食べるお弁当は、

 最高!!

 「ルール」や「マナー」 そして「時間」 を守ることはもちろん

 友だちとも協力する姿も 多く見られました。

 4年生となり 個人としても 集団としても

 着実に成長を感じられる1日になりましたね。

 さあ、次は運動会!

 この学年の力を さらにパワーアップさせて発揮します!!

 「ソーラン ソーラン♫・・・・」

校外学習に行ってきました~1年生~

 9月25日(木)

 1年生が「京都水族館」に行ってきました。

 バスの中では、ゲーム『船長さんの命令です』をしてワイワイしながら、向かいました。

 水族館にいる世界最大級の両生類『オオサンショウウオ』

 ペンギンエリアにいる50羽の『ケープペンギン』

 水面に愛らしい顔を出して息をする『ゴマアザラシ』

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 めずらしい生き物たちに 子どもたちは、大喜びでした。

 『イルカ』を見ながら待ちに待ったお弁当を食べました。

 各グループで京都水族館を ”自由散策” する

 そんなことにも 挑戦することができましたね。 

 『すざくゆめ公園』の遊具で遊ぶこともできました。

 友だちと 大きな遊具で遊べたことも

 とても楽しい時間だったようです。

 司会や挨拶をしてリードしてくれた『社会見学リーダー』

 自分たちで ”協力する” ”行動する”

 そんな難しさを感じられたことも いい経験だったと思います。

 声を掛け合って自分たちで時間を守って集合する子どもたちの姿に

 成長を感じました。

 少しずつ でも着実に

 1年生が成長する姿に 頼もしさを感じます。

 これからも 一歩ずつ みんなで力を合わせて いきましょう!

エシカル消費の出前授業に来ていただきました~5年生~

 9月25日(木)

 総合的な学習の時間の学習の一環で「相楽消費生活センター」と「木津川市環境課」の方々に来校いただき 『エシカル消費』について授業をしていただきました。

※エシカル消費とは、製品やサービスを購入・利用する際に、価格や品質だけでなく「社会的・環境的な配慮」「倫理的な価値観」を重視して選択する消費行動のことです。

 『買い物は投票』

 近年、度々取り上げられる 言葉です。

 商品を買うことは、その商品を「選んだ」「認めた」という投票行動になり、

 商品を販売している企業を 自分が応援していることになるのです。

 「安い⇒お得!!」

 大人でも このような思考になってしまうのが事実です…。

 ですが、安い裏には、その分

 ”我慢(苦労)している人たちがいる” 

 ”環境に害を与えている商品の可能性がある”

 そんな可能性を考えた上で、買い物をする「責任」・「重要性」 に気付かせてもらうことができました。

「今、みなさんが持っている物の中に認証ラベルやマークはありませんか?」

 そう投げかけられ、子どもたちは 消しゴムやボールペン、ノートにボンド・・・

 非常にたくさんの物に認証ラベルやマークが付いていることに気付いていました。

 値段の価値は当然気になるところですが、

 人々の労働の価値・環境の価値・伝統の価値を複合的に考える

 そんな ”大人な買い物”ができるようになると 素晴らしいですね。

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 お忙しい中来校していただき、授業をしていただいた「相楽消費生活センター」「木津川市環境課」の皆様 本当にありがとうございました。

運動会に向けてブロック集会を行いました

 9月19日(金)

 運動会にむけて赤・白の『ブロック集会』が行われました。

 6年生にとっては 小学校生活最後となる運動会。

 ”どんな 気持ちで取り組むのか”

 6年生は 自分の言葉で 下級生に投げかけていました。

 そんな 熱い気持ちに 一生懸命こたえる 下級生。

 ”投げかけて 応える”

 そんな相乗効果で 体育館は熱気に包まれていました。

 「エッホ エッホ・・・♫」

 5、6年生で構成した応援団が中心となり

 全校で盛り上がることのできる

 『応援コール』や『応援歌』を 披露してくれました!

 初めて知る『応援コール』や『応援歌』にも

 どちらの組も

 ノリノリで応えます!

 初めての顔合わせとなった ブロック集会。

 これから本格的に始まる運動会に向けて

 最高のスタートが切れたようです!

 気温もようやく落ち着き、表現や競技練習も本格的に始まりました。

 自分もクラスも学年も成長できる運動会になるよう 全校でがんばりましょう!!

校外学習に行ってきました~2年生~

 9月18日(木)

 2年生が「京都市動物園」に校外学習に行ってきました。

 2年生は 国語科で『どうぶつ園のじゅうい』を学習してきました。

 獣医師(うえだ みやさん)の1日を読む中で、

 『仕事の工夫』や『仕事の理由』そして『動物への思いやり』について

 みんなで意見を出し合って 考えてきました。

 今回は 京都市動物園ではたらいておられる 獣医師さんに

 学習の中で生まれた ”疑問”や ”もっと聞きたいこと”について話を聞くこともできました。

 教室の中での学びが 実際に動物園に行くことで

 実感の伴った 学びになったようです。

 待ちに待った お弁当の時間!

 外で食べる みんなで顔を合わせて食べる ことで

 いつも以上に楽しい時間になりましたね!!

 2年生になり、”班行動”も上手にできるようになってきました。

 「ゾウを見に行こうよ!」

 「ちょっとまって、ここからはペンギンを見に行く方が近いよ!!」

 子どもたちの中で、話し合いをしながら

 ”折り合いをつける経験” もできたようです。

 いろいろな経験をした2年生。また一つ素敵な思い出ができましたね。

出前授業に来ていただきました~6年生~

 9月17日(木)

 総合の学習で、『防災』について学んでいる6年生に

 昭和28年8月に起こった「南山城水害(通称「28災」)」を経験されている方に来ていただき、当時のお話を聞かせていただきました。

 講師の方は、南山城水害が起こったとき、

 家が浸水、半壊してしまい、屋根の上に登って、家族5人が生きのびたという経験をされたそうです。

 3歳だった当時の記憶だそうですが、

 今でも、その時の泥の匂いや恐ろしい光景を覚えておられることを話してもらったことで

 「洪水は起こらないだろう」

 「洪水が起こっても何とかなるだろう」

 と心の中で たかをくくっていた人たちも

 ”洪水が起こったら 大変なことになる” という危機意識を強く抱いた様子でした…。

 授業を受けた後のふりかえりでは、

 「3分で家が流されてしまったという話を聞いて、水害が起きた時は、早く避難することが大切だと思った。」

 「想像もできないほどの雨が降ることがあって、そんな時にパニックになってしまうと思う。」等

 子どもたちの 切実な思いが書き記されていました。

 6年生は、このような『防災について』の学習を積み上げてきています。

 そして、今後は『防災フェス』と銘打ち、全校に災害の恐ろしさや命を守る行動について伝えるイベントも考えているようです。

 今回、貴重な話を聞かせていただいた経験をぜひ下級生にも伝えてあげてほしいと思います。

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 お忙しい中 貴重な経験を話してくださった 講師の先生

 本当にありがとうございました。

校外学習に行ってきました~3年生~

 9月17日(水)

 3年生が「ニフレル(生きているミュージアム)」と「明治なるほどファクトリー大阪」に校外学習に行ってきました。

 ”みずべにふれる”ゾーンにはホワイトタイガーの『アクア』がいました。

 3年生が来たことを知ってか知らずか… 遠くにいた『アクア』が、

 ゆっくり立ち上がり 近寄ってきてくれると、みんな大喜びでしたね。

 ”WONDER MOMENTS”ゾーンでは、

 宇宙から星を眺めるような神秘的な空間アートを体験できました。

 水の彫刻や花木 宇宙などが球体に描かれ、

 子どもたちに 光のシャワーが降り注ぐと、

 不思議な感覚に とても興味津々で眺めていました。

 みんなで お待ちかねの”お昼ごはん”

 心のこもったお弁当に もしかしたら 

 この日一番の 笑顔が 見られたかもしれません…。

 『明治なるほどファクトリー大阪』では、

 みんなの好きな”お菓子”の製造過程を間近で見せてもらうことができました。

 ものすごい速さで作られていく お菓子に、

 「いいな~」

 という本音があちらこちらから 聞こえてきました。

 そんな声が聞こえたのか、

 『明治なるほどファクトリー大阪』さんから お菓子の”おみやげ”をいただきました。

 社会科で食品工業の学習をしている中、勉強をさせてもらうだけでなく

 うれしいプレゼントももらうことができ 大満足の3年生。

 これからも みんなで 素敵な思い出を一つ一つ創っていってくださいね。

たけのこクラブさんによるブラックシアターの上映会

 9月11日(木)

 『たけのこクラブ』さんによる 「ブラックシアター」の上映が行われました。

 ※「ブラックシアター」とは、暗い舞台や暗幕を使い、ブラックライトで照らすことで、蛍光色の人形や絵を鮮やかに浮かび上がらせる人形劇のことです。

 『たけのこクラブ』さんは、

 本校の保護者を中心に活動してくださっている

 読み聞かせボランティアで

 平成17年に誕生し、

 平成19年からは本校児童のために「ブラックシアター」を上映してくださっています。

 今回は『せんにんみかん』というお話をブラックシアターとして制作し上映してくださいました。

 絵本で読むお話とは違い

 登場人物の声色 生伴奏のBGMを 肌で感じた子どもたち。 

 目の前でお話が展開されることで 低学年から高学年まで

 見入っていましたね。

 上映が終わった後に 聞いてみたかった質問にも答えてもらえる時間も

 子どもたちにとっては 貴重な時間です。

 『ゲーム』や『VR』などの進化によって

 ”刺激”のあるメディアに触れる機会が増えている 昨今。

 木津小の子どもたちにとっても 例外ではありません。

 そんな時代にあっても 本の中には ”子どもたちが夢中になれる場所がある”

 たけのこクラブさんのブラックシアターを通して、そんなことを感じてくれた子どもたちも多くいたのではないでしょうか?

 お忙しい中 多くの手間と時間をかけて 素晴らしい機会を与えてくださった『たけのこクラブ』のみなさん 本当にありがとうございました。