日誌

令和7年度の日誌

消防団の方に出前授業に来ていただきました~6年生~

 10月9日(木)

 6年生の総合『持続可能な社会を木津川とともに』

 今回は ”木津川市消防団” の方々に来校いただき、出前授業をしていただきました。

 木津川の近くに住む木津の人々は、

 『恩恵』と同時に『災害による被害』も受けてきました。

 きたるべき『災害』に備えて、木津に住む人々は対策を講じてきたそうです。

 その一つが『消防団』。

 ”自分たちのまちは 自分たちで守る” という使命感のもと

 地域における「消防防災のリーダー」として 活動されている内容について

 くわしく教えていただきました。 

 説明の後には、

 実際に使っておられるヘルメットや上着等を装備させてもらい

 『消防団』を身近に感じることができました。

 実際にホースを かつがせてもらいました。

 ホースを伸ばす体験では、まっすぐに伸ばすことさえ 難しく

 日ごろの訓練をしっかりとされていることを

 実感することができました。

 『災害』に備えて

 近所、地域社会全体で安全や助け合いを確保する『共助』

 その見本となる存在が身近にあることに 心強さを感じることができた時間になったようです。

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 お忙しい中 来校いただき 子どもたちに教えていただいた『消防団』のみなさま 本当にありがとうございました。

木津川支流ゴミ調査~4年生~

 10月9日(木)

 4年生が総合的な学習の時間に、木津川支流のゴミ調査に出かけました。

 澄み渡る秋空

 その美しさと対照的に

 川には、レジ袋、弁当箱、タイヤまで…。

 川のそばを通ることは多い子どもたちですが、

 まじまじと川を眺めると 目を疑うようなゴミが投げ捨てられいる状況に気付いたようです。

 水辺や草地に多く生息する「アオサギ」

 この美しい鳥たちが、

 ”えさ”と間違えて プラスチックなどのゴミを食べてしまうことも 考えられます。

  先日「マイクロプラスチック」の授業を受けた4年生の中には、

 「このままでは 苦しんで死んでいったアホウドリと同じや…。」

 そう感じた人もいたようです。

 今回集めることができたゴミは、多くはありませんでした。

 川まで下りるには、危険が伴うからです。

 「きれいな川を取り戻さないと!」

 活動を終えた子ども達の振り返りの中には、焦りにも似た思いを書いている人も多くいました。

 ”4年生として 何ができるか”

 お金や大人に頼らない 自然を守るアイディアを出し合い、実践できると 素敵ですね。

大学の先生にお話を聞きました~4年生~

 10月3日(金)

 同志社大学の原田 禎夫 先生に来校いただき、『マイクロプラスチック』の授業をしていただきました。

 『マイクロプラスチック』とは、5ミリメートル以下の非常に小さなプラスチックの破片や粒子の総称です。

 マイクロプラスチックは、自然に分解されず、海や河川に蓄積し生態系に悪影響を及ぼすことが懸念されています…。

 最近よく聞く『マイクロプラスチック』

 レジ袋が有料化されたり、プラスチックストローが紙ストローになったりしたことで子どもたちも耳にしたことはあるけど…。

 しかし、目に見えにくく、何だか私たちとは関係が薄そう…。

 はじめはそんな反応でした。

 そんな ”遠い話” が ”身近な話” に一変したのは、一枚の写真でした。

 死んでしまったアホウドリ。

 その胃袋を開けた写真。

 胃袋の中からは、カラフルなプラスチックゴミが大量に出てきていました…。

 その事実を知った子どもたち 言葉に詰まる人が多くいました。

 さらにショッキングだったのは、

 そのプラスチックゴミの多くは、日本から流れ着いたという事実。

 世界的に見ると、日本の環境対策は大きく遅れているということにも気付かされました。

 人間の便利さと引き換えに 罪のない動物たちが苦しんでいるという事実。

 そして、生物濃縮によって 着実に私たち人間にも 脅威は忍び寄っているという事実。

 これまで、木津川のゴミ調査を行った子どもたちの中には、

 『自分たちも 何とかしないと…。」

 そんな決意とも感じられる感想をもった人も多くいました。

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 お忙しい中来校していただき 学びの多い授業をしてくださった原田先生 本当にありがとうございました。 

きっづCC隊~ご協力ありがとうございました!~

 9月30日(火)

 全校児童・職員そして保護者にも協力していただき『きっづCC隊』として環境美化作業を行いました。

 校長先生から、「きっづCC隊」の『CC』の意味はわかりますか?

 と投げかけられると・・・

 「クリーン&コミュニケーション!!」

 と返してくれた人もいました。

 ”掃除を通して、人とのコミュニケーションを深める”

 ちょっとむずかしい テーマかもしれませんが

 「暑いけど、がんばって!」

 「こんなに 草が取れたよ!!」

 「すごいやん!!!」

 楽な作業ではありませんが、がんばるほどに 温かい声のかけ合いが

 行きかっていました。

 高学年は、校外にゴミ拾いに出動しました。

 毎日歩く 通学路。

 普段は 見過ごしてしまう ゴミも

 小さいゴミから大きいゴミまで 全て回収することができました。

 「何で ゴミ箱に捨てへんのやろ…。」

 「どうすれば 町がきれいになるんかな…。」

 困った気持ちと同時に どうすれば改善されるのか?

 そんな感情を抱いていた人もいたようです。

 9月最後の日でしたが、日差しはまだまだ強く 大変暑かった…。

 そんな中この ”草・ゴミ” の山。

 『CC』⇒ 「クリーン&コミュニケーション!!」のテーマ通り

 子ども・教師・保護者が協力して、貴重な時間を過ごすことができました。

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 お忙しい中 『きっづCC隊』に参加してくださった 保護者の皆様

 本当にありがとうございました!!

校外学習に行ってきました~4年生~

 9月26日(金)

 4年生が、「琵琶湖博物館」へ校外学習に行ってきました。

 4年生ともなると、館内での”班行動”も お手の物です。

 マップを見ながら、友だちと相談し、時間内に戻って来ることができました。

 ゲンゴロウブナ ホンモロコ オオガタスジシマドジョウ オオクチバス(ブラックバス)・・・

 日本一の広さを誇る「琵琶湖」に生息する 生き物たちを

 目を凝らして 見学していましたね。

 琵琶湖と「よし(イネ科ヨシ属の多年草)」の関係について考える『ヨシ笛作り』

 よしの笛の音は、 ”琵琶湖を渡る風” を思わせる優しい音色と表現されるそうです。

 そんな 癒しの音を 奏でる ”自分だけのヨシ笛” ができたようですね。 

 朝早くから作ってもらった お弁当!

 さわやかな空の下 友だちと食べるお弁当は、

 最高!!

 「ルール」や「マナー」 そして「時間」 を守ることはもちろん

 友だちとも協力する姿も 多く見られました。

 4年生となり 個人としても 集団としても

 着実に成長を感じられる1日になりましたね。

 さあ、次は運動会!

 この学年の力を さらにパワーアップさせて発揮します!!

 「ソーラン ソーラン♫・・・・」