日誌

令和7年度の日誌

大学の先生にお話を聞きました~4年生~

 10月3日(金)

 同志社大学の先生に来校いただき、『マイクロプラスチック』の授業をしていただきました。

 『マイクロプラスチック』とは、5ミリメートル以下の非常に小さなプラスチックの破片や粒子の総称です。

 マイクロプラスチックは、自然に分解されず、海や河川に蓄積し生態系に悪影響を及ぼすことが懸念されています…。

 最近よく聞く『マイクロプラスチック』

 レジ袋が有料化されたり、プラスチックストローが紙ストローになったりしたことで子どもたちも耳にしたことはあるけど…。

 しかし、目に見えにくく、何だか私たちとは関係が薄そう…。

 はじめはそんな反応でした。

 そんな ”遠い話” が ”身近な話” に一変したのは、一枚の写真でした。

 死んでしまったアホウドリ。

 その胃袋を開けた写真。

 胃袋の中からは、カラフルなプラスチックゴミが大量に出てきていました…。

 その事実を知った子どもたち 言葉に詰まる人が多くいました。

 さらにショッキングだったのは、

 そのプラスチックゴミの多くは、日本から流れ着いたという事実。

 世界的に見ると、日本の環境対策は大きく遅れているということにも気付かされました。

 人間の便利さと引き換えに 罪のない動物たちが苦しんでいるという事実。

 そして、生物濃縮によって 着実に私たち人間にも 脅威は忍び寄っているという事実。

 これまで、木津川のゴミ調査を行った子どもたちの中には、

 『自分たちも 何とかしないと…。」

 そんな決意とも感じられる感想をもった人も多くいました。

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 お忙しい中来校していただき 学びの多い授業をしてくださった講師の先生 本当にありがとうございました。