日誌

令和7年度の日誌

出前授業に来ていただきました~6年生~

 9月17日(木)

 総合の学習で、『防災』について学んでいる6年生に

 昭和28年8月に起こった「南山城水害(通称「28災」)」を経験されている方に来ていただき、当時のお話を聞かせていただきました。

 講師の方は、南山城水害が起こったとき、

 家が浸水、半壊してしまい、屋根の上に登って、家族5人が生きのびたという経験をされたそうです。

 3歳だった当時の記憶だそうですが、

 今でも、その時の泥の匂いや恐ろしい光景を覚えておられることを話してもらったことで

 「洪水は起こらないだろう」

 「洪水が起こっても何とかなるだろう」

 と心の中で たかをくくっていた人たちも

 ”洪水が起こったら 大変なことになる” という危機意識を強く抱いた様子でした…。

 授業を受けた後のふりかえりでは、

 「3分で家が流されてしまったという話を聞いて、水害が起きた時は、早く避難することが大切だと思った。」

 「想像もできないほどの雨が降ることがあって、そんな時にパニックになってしまうと思う。」等

 子どもたちの 切実な思いが書き記されていました。

 6年生は、このような『防災について』の学習を積み上げてきています。

 そして、今後は『防災フェス』と銘打ち、全校に災害の恐ろしさや命を守る行動について伝えるイベントも考えているようです。

 今回、貴重な話を聞かせていただいた経験をぜひ下級生にも伝えてあげてほしいと思います。

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 お忙しい中 貴重な経験を話してくださった 講師の先生

 本当にありがとうございました。