日誌

2021年12月の記事一覧

冬の風物詩

久しぶりに気持ちの良い朝です…


体育で縄跳びが始まり、それに連れて休み時間にも取り組む児童が増えてきました。


縄跳びの一番のメリットは、心肺機能=スタミナが高まることです。心臓と肺の動きが活発になり、肺に多く取り入れた酸素を心臓で全身に行きわたらせます。有酸素運動を持続することで、一呼吸で大量の酸素を取り込めるようになれば、スタミナがつき、日常生活でも疲れにくい身体になります。

また、全身の約47種類の筋肉を使うと言われ、特に太ももやふくらはぎなど、下半身の大きな筋肉へ効率的に働きかけます。また上半身をまっすぐに伸ばし跳び続けることで、腹筋などの体幹の強化にもつながり、もちろん、ロープを回す動きで二の腕も強化されます。

垂直に重力をかけるジャンプ運動を繰り返し行うことで、筋肉だけでなく骨にまで衝撃を与え、骨密度を高めます。着地のときに足の骨にかかる衝撃で、ある種のたんぱく質が分泌され、このたんぱく質が骨を通して全身に送られることによって、記憶力や脳機能が増大され、成績向上にも効果があると脳科学で証明されているとのことです。
良い事ばかりです。ただし、大人の方が児童と一緒に行うときは膝痛にご注意ください…