校長室より。。。

2020年6月の記事一覧

晴れ ひまわり


 昔。2年生を担任していた時、理科の授業で(そのころは理科があったのです。。。)ひまわりを観察していました。
 「これはなんというところかな?」
  「根!」「ねっこ!」
 「じゃあ、これは?」
  「くきぃ~」
 「そうだね。じゃあ、ここは?」
  「はっぱ!」「葉!」
 「それでは、ここは?」
  全員「顔~~!!」       

 子どもたちの感性に、衝撃を受けた授業を覚えています。楽しかった。

 学級園に、たくさんのひまわりを植えてみました。植える時期をずらして長い期間、「顔」?が見られるようにしました。
子どもたちは、何と答えるかな。。。。

  
 
 黒糖パン ベーコンのスープ煮 さっぱりツナサラダ

視聴覚 1年生に学校を紹介しよう


 2年生が、1年生に学校の中を紹介する動画を撮影しています。
 例年ならば、ペアで学校の中を回って紹介する活動をするのですが、今年は密を避けなければならないので、動画を見てもらおうということになりました。
  保健室の紹介をしています。
 校長室での撮影もありました。
 う~~~ん! テレビのレポーターよりうまい!!
 とてもしっかりと紹介できましたよ。素晴らしい。

 ぐんぐん上達 一輪車
  
 
ひじきご飯 鯵の竜田揚げ キャベツの味噌汁

情報処理・パソコン ICTの活用


 授業では、どの学級でも電子黒板や書画カメラ(教材提示)を活用して授業を行っています。デジタル教科書も使用して、わかりやすい授業展開をしようと奮闘中です。
 3年生では、木津川市の学習を進めているのですが、コロナ禍で、バス移動ができないため、グーグルマップやグーグルアースを活用しています。
 一昔前には無かった授業形態です。そのうち、黒板全体が液晶の電子黒板になるような予感がします。
 

 ごはん ピリ辛豚味噌丼 わかめスープ

花丸 観察池


 学校の観察池は、いろいろな植物や昆虫などがいっぱいで、わくわくします。
 私が小学生の時は、休み時間ごとに校庭の周りの用水路に走って行き、石のすきまにいるザリガニを捕まえていたのを思い出します。

  
 睡蓮が、とても美しく、可憐に咲いています。
名前のごとく、夕方には花びらを閉じて眠ります。
葉もとてもきれいです。カエルが乗っているといいのですが。。。

 
ショウジョウトンボ(猩猩蜻蛉)
真っ赤な色がとても綺麗です。

 ごはん キャベツのつくね焼き なめこ汁

キラキラ 羽化


 3年生のアオムシが羽化しました。
 ひらひらと舞っている姿にちょっと感動しました。
 早く観察が終わって、野原に出られますように。。。

 生活科などでは、学級園で野菜を育てています。夏に近づきどんどん成長しています。
   
ミニトマト きゅうり ゴーヤ パプリカ ナス 枝豆 インゲン豆
オクラ さつまいも。。。

 土日の休みの間に急に大きく成長し、子どもたちも驚いていました。
植物の生長に関わり、自然の不思議さに触れる大切な経験です。
収穫が楽しみですね。

1年生では、バッタ獲りが流行中。。。


ごはん チキンのトマトソース コーンクリームスープ
お祝いいちごゼリー

鉛筆 自然界の厳しさ


 3年生が育てて観察しているアオムシ。
 どうやら、たくさんのアオムシが寄生バチにやられているようです。
 
 からだのまわりに繭があり、調べてみると「アオムシコマユバチ」というハチのサナギでした。
 体の小さいうちにたまごを産み付けられ、体の中で成長するようです。
 最後には、アオムシの体を突き破って出てすぐにサナギ(繭)になります。
 アオムシは、蝶になることなく命を終えます。
 自然界の中で生き抜くってとても大変なのです。
 
 その「アオムシコマユバチ」のさなぎにも、またたまごを産み付けて寄生する別のハチもいるようです。
 自然界の神秘、厳しさを感じました。
 私のおなかが出ているのも、もしや。。。。。(;゚ロ゚)

 
ごはん けいちゃん こぶ汁

学校 校章


 学校の校章には、いろいろな思いが込められています。
 木津川台小学校の校章にはどんな意味があるのだろうと、調べてみました。
 
 「木の字」(白い部分)
  子どもたちが和やかに学び、豊かな心情・英知・体力を育みながら、やがて優しさと雄々しさをもつ大樹のように、たくましく育ってほしいという願いを表しています。

 「川の字」(黒い部分)
 永久の清流木津川、輝かしい未来の街を表しています。

 たくさんの方々の思いがつまった校章です。心に刻んでおきたいと感じました。

 あじさいが綺麗です。


ごはん プルコギ はるさめスープ

にっこり カラフルたまご


 2年生が図工の学習で、カラフルなたまごを描いています。
  

 森の中に落ちている ふしぎな カラフルな たまごです。
 ある日、カサカサっと音がして、たまごがパカリっと
 割れます。
  さあ、中から。。。。。。

 なんだかワクワクしますね。どんなたまごの模様にしようかな。
 中からどんな生き物を出そうかな。子どもたちの頭の中は
 きっといろんなカラフルな生き物でいっぱいになったのではないでしょうか。
 想像力がどんどん膨らむ授業。楽しいですね。

星 折れない しなやかな心を育てる

 京都府総合教育センターのリーフレットに、書かれている言葉に目がとまりました。

 小学校の子どもたちにとって、大切な体験は、
 ・多くの体験(量・種類)
 ・自分の中でうまれた感情を大切にする体験
 ・立ち直る体験
 ・再挑戦の体験
 そのために、教職員が大切にしている関わりは、
 ・子どもの「守り」となる温かい学級集団づくりを大切にすること
 ・子どものありのままの感情を受け止めること

 児童は、何かの体験をすると、自分なりに評価をしたり、価値付けをします。
その体験が「失敗」の場合、「ダメだ」「自分には価値がない」等、ネガティブに評価しがちです。
 その時に、安心できる身近な人からの関わりがあると心の中に変化が現れます。
「自分には支えてくれる人がいるんだ。」(安心)
「失敗しても大丈夫なんだ。」(肯定)
「失敗じゃないのかな」(気づき)
心の中に肯定的な変化が生まれ、それが、次の体験に向けての意欲につながります。

 子どもにはできるだけ失敗させたくないと思いますが、しっかりと支えているよ、見守っているよという環境を作り、いっぱい失敗体験を経験させることも必要なのかもしれません。

笑う 目標

 6年生の廊下の掲示物です。
 
三種の神器(やたの鏡、草薙剣、やさかにの勾玉)なぞらえて、
「正しい行動を映す鏡」
「何事も楽しむ勾玉」
「意思をつらぬく剣」
そのまわりには、1人1人が気持ちを表す漢字一文字を人型に名前と一緒に書いて貼ってありました。

最高学年となり、学校の顔となった意気込み、意欲、やる気といった気持ちがとてもよく現れています。
 目標を見失うことなく、高まってほしいと感じました。


小型パン 焼きそば うめマヨサラダ 青梅ゼリー

雨 梅雨


 昨日10日(水)に梅雨入りしました。暦の上での「入梅」とぴったり合いましたね。
梅の実が熟す頃ということで「梅雨」と名前がついたという説もあります。

 雨の日が続きます。登下校時、傘で周りが見えにくいことや、傘の先も安全面で心配です。外での活動が制限されるので、エネルギーを持て余す子もいるかもしれません。
 
 でも、雨の日は、なんとなく時間がゆっくり過ぎていく感じがして、いいなと思うときもあります。

 新生姜ご飯 鶏肉の香味焼き 具だくさん味噌汁

花丸 ノートをとる ということ


 教室をまわっているとある子の算数ノートが目にとまりました。

課題に対して、答えを見つけるための考え方をていねいに書いていました。

 「ノートをとる」ことで、どんな力が育つのでしょう。
低、中学年の頃は、ひらがなや漢字、計算練習など、ノートに「書く」という習慣をつけるため、習熟のためでよいと思います。
また、黒板を丁寧に写すことで、頭の中を整理したり、学習したことを記録しておくことができます。
 高学年以降は、黒板の内容を書くだけでなく、自分の考え方を記録したり、疑問に思ったこと、あとで質問しようと思うこと、大切な言葉、自分の感想など、色分けなどしたりしながら整理して書くことができるようになります。あとで見直して復習することもできます。
 ノートを整理して書くことは、将来、たくさんの情報の中から大切な事柄や、それに対する自分の考えなどを整理して次につなげていく力につながっていくように思います。


今日の給食 にこにこチキンカレー カミカミかいそうサラダ

グループ 「教」「育」


 よく目にすることですが、教育は、「教」と「育」、教えることと育てることと書きます。知識や考え方などを教えることも大切ですが、人を育てることも大切な一面です。
 学校では、知識を得ること以外に、人と人との関わり方や優しさ、思いやり、社会性、協調性、自主性。。。とたくさんのことをいろいろな経験を通して身につけていきます。子どもたち自身が自分で学んでいきます。学校はそのための支援として、学級での活動を基本に、学校行事等を仕掛けていきます。それに自分はどう関わっていくのか考え、行動することで少しずつ少しずつ育っていくのだと思います。
 今、自分にできていないことは何だろう、何ができるのだろう、友だちの言動を参考にしよう、次はこんなふうにやってみよう。。。というメタ認知能力を高めていきたいものです。

あじさいが咲きました。

学校 給食開始

 朝、校門でも子どもたちとの挨拶が終わってから、校内を見回っていると、梅の木の周りを数十匹の蝶?がひらひらと優雅に飛び交っていました。
名前を調べてみると、「ウメエダシャク」という蛾でした。幼虫はいわゆる尺取り虫で梅の葉を食べてしまいますが、人を刺したりはしないとのことで、ちょっと安心。
写真ではわかりにくいですが、乱舞していました。
季節に合わせ、生き物も精一杯生きています。



 本日から午後の授業が始まります。1年生にとっては、小学校では初めての給食です。当番の仕事もバッチリできて、みんなおいしくいただきました。
本来なら、班で楽しくおしゃべりしながら食べるのですが、感染予防のため、前を向いてもくもく、そしてもぐもぐと食べます。

   

学校 学校再開から一週間

 この「校長室より」では、校長室から見える子どもたちの様子や取組について不定期に更新していこうと思っています。

 学校再開から一週間が経ちました。
 はじめのうちは、生活リズムの変化で不安があったり、体がだるそうな子も多かったように感じましたが、だんだんと声も大きくなって普段の学校生活のリズムを取り戻してきたように思います。朝の校門でのあいさつの声も少し大きくなってきました。
 感染症も心配ですが、気温が30度を超える日も多くなり、熱中症予防も心がけなければいけない季節となってきました。暑さに体がまだ慣れていないので、こまめに水分補給をするよう職員の声かけをいつもより意識して行っています。

 中庭のあじさいの蕾が大きくなってきました。

 
 トップページの日誌にも書きましたが、「ふきのとう」ほんの一時、見られるだけなのでなかなか本物に出会う機会はないのかもしれません。
 ICTの発達で、写真や映像などですぐに調べることはできますが、「本物」に触れる機会も大切にした学習を大切にしたいですね。

 先日、家の裏のふきを採って、昆布といっしょに佃煮にしていただきました。おいしかったです。「すじーのとおった ふーき♪」と歌にもあるので、ふきのとうが大きくなったらこんなのになるんだよと、今晩の夕食の一品にいかがでしょうか。