木津川市立州見台小学校
1年生が国語科で学習する「たぬきの糸車」には、現代ではなじみのない「糸車」や「きこり」という言葉が出てきます。きっと子どもたちは昔話だと思って読んでいくことでしょう。昔話を読むことを通して、きこりやおかみさんのような昔の人の暮らしや心、たぬきが身近にいるような環境について、場面の様子や登場人物の行動から想像しながら学習していきます。昔の道具や暮らしの様子について主体的に関わることができるように、今日は、山城郷土資料館の方々に来ていただき、昔の糸のつくりかたや糸車を使っての紡ぎ方を実際の道具を見せてもらいながら学習しました。子どもたちは、「へえー、すごい。」と言いながら興味深く話を聞いていました。今後も、いろんな昔話を通して、昔の時代を生きた人びとに思いをはせながら想像してほしいと思います。